実際にある2!!って思えるようなドラマでした。内山リナの役は個人的にはきらいだけど、1回は見て欲しい!!そんなドラマです。とっても切ない…
「薄荷キャンディー」、「ふたつの引力」、「I」(アイと読む)の3曲を収録。一枚のシングルにここまで名曲だけが集められているというのは驚きに値します。 「薄荷キャンディー」はスウェーデンの音楽会社リアクティブ・ソングス・インターナショナル(RSI)の作曲家グループの手による楽曲。いわゆる“J-POP”の中で幾度も使い古されてきたメロディーラインとはまったく異なり、個性が光ります。 「ふたつの引力」はUCカードのCMに使用され、スタイリッシュな都会的雰囲気の一曲。 「I」は光一さんが作詞作曲ともに手がけた、女性の言葉で語られた繊細な雰囲気の曲です。光一さんが歌い、剛さんはコーラスのみ。光一さんのファルセットが美しく、剛さんの透明感のあるボーカルが曲の最初と最後で引き立っています。 一枚のシングルCDの中にここまで上質の楽曲が3曲入っているというのは本当にすごいことです。KinKi Kidsのシングルの中でも最高の一枚と言えると思います。
大人気ドラマ「元カレ」のノベライズ版、待望の文庫化です。 真琴の切ない想いが伝わってきて共感するし、奈央の不安な気持ち・切ない気持ちも 痛いくらい判るし、真琴と奈央の間で揺れ動く東次の気持ちも理解できます。 しかし、奈央が真琴に「今カノ」であることを強調すればするほど、真琴の東次への 想いが引き立ち、逆に奈央が痛々しく感じてしまいます。 人を愛することは素晴らしいこと。 だけど、その想いが人を傷つけてしまうこともある。 それでも、貫きたい強い想いがある……。 3人のそれぞれの心情が伝わってきて、ホロリときてしまいます。 奈央は引き際がとても潔くて美しく、カッコよくて見習いたいと思いました。 「元カレ」への想いと重ねながら読みました。かなり泣けます。 切ない恋を堪能したい方は、ぜひ読んでみて下さい。オススメします。
恋愛の真理、別れの作法、そして失恋の傷を癒す方法。書き方は荒いが胸に響く言葉。 著者の言葉選びのセンスにはいちいち頷いてしまう。最後は感動的でよくまとまっている。 残念なのは「ゴマブッ子」というペンネームではないだろうか。著者はこのふざけたペンネームのせいで損をしていると思う。 普通の名前か肩書きが「心理学者」「美人ホステス」「婚活アドバイザー」ならいいのかもしれない。 もっと評価されていい本である。
「うつは心の風邪」という台詞が出てきますが、確かに周りを見渡しても、風邪と同じ位うつの人がいる。今、都会で暮らしている社会人で、職場や私生活に全くうつの知人・友人がいないという人はまずいないのではないだろうか。
本作の主人公夫婦は好対照だ。子供はまだおらず、物言わぬイグアナをペットに、妻ハルさんの趣味であるちょっと古いガラス瓶や、細々した“面白そうな物”に囲まれて暮らしている。ハルさんは良い意味でちょっとアバウト。凝り性で、感情を隠さず、直感的な生き方をする女性だ。対して、夫の“ツレ”こと幹夫は、ハルさんが爆睡している早朝から、毎日会社に持ってゆく弁当を調理し、毎日種類を変える付け合わせのチーズを、曜日ごとに小分けしているほどキッチリした性格。仕事は外資系ソフトウェア企業の実質的なクレーム担当で、おまけに職場は相次ぐリストラで一人一人の仕事量が激増している状況である。まさに、うつになるべくしてなった、人と環境と言えるかも。
うつ病となったツレは、働く事が出来なくなり、亀の様に布団に篭って泣き暮らし、遂には自殺願望に取り憑かれるほどに追い詰めれれてしまう...。
そんな時に彼を救うのは、愛妻ハルさんの存在だ。ツレの心を思いやりながらも、ポジティブな未来を信じるハルさんは、心が暗いトンネルに迷い込んでしまったツレにとって、出口へと導いてくれる灯りの様な存在だったのかもしれない。
うつ病というシリアスな題材を、壮絶な闘病記にはせず、ある夫婦が困難を乗り越えていく絆の物語にしたのは、人間の善の側面を見つめてきた佐々部清監督らしい演出だ。もちろん、大河ドラマ「篤姫」でも夫婦役を演じた主演の二人の相性の良さもあり、ハートウォーミングな物語になっています。
上映時間の殆ど、二人が殆ど出突っ張りの状況が続くが、佐々部清監督は病からの回復に必要な長い時間を季節感たっぷりに描き、一本調子に陥る事を防いでいます。ハルさんのマンガが飛び出したり、ビジュアルの遊び心も良い。また、二人の暮らす昭和を感じさせるレトロな平屋は、手作りのイグアナ小屋や可愛い小物が並び、良い意味で生活感が溢れていました。
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