NHKの特集番組も見たのですが、どうしても手元に置いておきたくて購入しました
もう三十数年前になりますが奈良に修学旅行で行った際に、初めて阿修羅像を見た
感動がまざまざと思い出されました。
色々な角度からの分析、普段見られない角度からの映像
どれをとってみても何度見ても、阿修羅像の素晴らしさが際立たされておりただただ感動です
唯一☆一つマイナスしたのは、見る者の感性で鑑賞したいので、御仕着せの主観は邪魔かなと思いました
客観的事実を淡々と披露してもらうような構成だったらもっと良かったかなと
鑑賞映像内容については素晴らしいです
この本の一番のミステリー。
それは梅原氏がなぜこんなタイトルをつけたかということです。
聖徳太子とキリスト教(太子の後ろ盾、秦氏が信者だったという景教)との関係は
本文中には明言されていないのにもかかわらず、どうして、と思われませんか?
最初はそこまで触れるつもりでこのタイトルにしたが、論点が別方向へ向いて、
とてもそこまで行き着かなかった、というのであれば
本にするときもっと内容に相応しいタイトルに変えた筈です。
担当編集者も、まったく書かれていない事柄を本のタイトルにすることに
躊躇したかもしれません。
だって、え、法隆寺に十字架!? と、思わず歴史好きが惹きつけられてしまうタイトルなのに
看板に偽りあり、ですもん。
なのに、作者も担当編集者も、あえてこのタイトルにした。
へんだと思いませんか?
梅原氏は己へ宿題を残すつもりで、あえてこのタイトルになさったのでしょうか。
でも、その宿題はお預けのまま。
後に続くものに期待しているのかな。
それとも実証するにはあまりに資料が乏しく、諦めたのか。
謎ですねぇ。
60歳での定年退職後、民間会社でキャリアを生かした仕事をしているが、残された人生の優先事項は「好きなことをする」ということ。ゴルフ、ガーデニング、囲碁、俳句など趣味と呼べるものに少なからず接しているが、新しくチャレンジしたいものは「日曜大工」。道具を少しずつ揃えてはいるがなかなかイメージが盛り上がらない。そんな時、少年時に親しんだプラモデル(船、戦車、自動車etc.)の領域の「木」を使った城のどの作品への挑戦だ。細かい作業ではあるが一歩一歩形になっていくのが何とも楽しい。日曜大工のプランの勉強にもなる。最初は小さいモデルからのスタートであるが、少しずつ大型の作品にも挑戦したいと考えている。
数ある木造建築の中でも一際存在感のある法隆寺の五重塔が忠実に再現されています。個々の部品がレーザーカットによって正確に成型されているので組み立てやすくなっています。切り口がレーザーによる切断時に焦げているので気になる方は削った方が良いかもしれません。
日本を日本たらしめた面がある、 京都に私は父祖のルーツを持つからこそ、
"伝統は守るもののみならず、 つくるもの"、 との明確な意識がある。
それを著者、 岡本太郎はさらに過激に、 明確に、
「法隆寺は焼けてけっこう」、 「古典はその時代のモダンア−ト」、 と言いきる −
日本で一般的な、 通俗的な伝統観の、 あまりもの偏狭な小ささに修正を迫る、 素晴らしき日本文化論。
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