チェ・ゲバラの愛を信じてひとつの理想を現実化するために抱き、つらぬいた信念に偉大なエネルギーを感じれました。 2009年の先祖、家族、恩師に報恩のために働き、活動する男性に見てほしい。きっと自分の地下き封印されてしまっている熱い果たすべき目的が蘇ることでしょう。
伊豆、富士、房総、の映像プラスと独白に終始し、低予算かつ安易との感想は否めない。寺崎氏の食事風景と、特典映像とされる(媒体が一つなのに特典というのも?だが)寺崎氏と菅生氏の焚き火談話で、寺崎氏が菅生氏にハーレーで林道に行こう、じゃなかったら貸してくれ、としつこく食い下がり、菅生氏が本気で嫌がってるのが面白かった、ということで「普通評価」に。 むしろ、outrider本誌の企画(雪中キャンプやアンチェインデイズ)のメイキングのほうが安易かつ面白くできたのでは?、と今後に期待します。
たいていこの手の本は、漫画家の技量が驚くほど低く、内容もどうしようもないものが多いが、この『マンガ偉人伝 チェ・ゲバラ』は違う。絵は素晴らしいし、構成からも意気込みを感じられる。チェ・ゲバラやカストロ---彼らが何を信じ、何のために戦ってきたのかという思い、そして喜び、悲しみが伝わってくる。
キューバ危機に関する認識が変わった。
読後、目を腫らしている自分に気づいて驚いた。久々に良い本に出会えた。
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