冒頭の真田藩藩主のエピソードに続いて、
恩田木工による藩財政建て直しの事績が述べられるのですが、
短いながらも賢政ぶりがよく伝わります。
いや、頭がいい人だったんですねぇ。また、下々の役人の悪行を、
よくリサーチしていることにも驚かされます。
最近流行の問題発見&解決のお手本です。
ですが、解説を読むと行った改革の本質はほぼ記述どおりですが、
財政の建て直しはこう上手くはいかなかったそうですので、
偉人伝にありがちなことですが、あまり真に受けてはいけないようです。
作者は黒田伸のコンサドーレ応援歌というブログ内にて
それで見習うべきはサッカーでしょうなあ。五輪に年齢制限をつけて、オーバーエイジ枠なる、妥協の産物もちゃんとある。だけど、サッカーの最高の祭典はワールドカップとちゃんと知っている。やはり、歴史の違いと言おうか、見世物興行のプロ野球とサッカーとは根本的に違う!
コンサの新しいファンが、いまちょっと、足踏み状態なのは、プロとアマの魅力の違いが十分に伝わっていないためだとも思うけれど、どうだろう。それは、サッカー文化が浅い日本(とくに北海道は、申し訳ないけれど後進地域だった)では、仕方ないことなのかもしれないけれど。
選手たちのプロ意識、それを伝えるのが僕たちマスコミの仕事なのになあ。だいたい、100キロ近い、見た目に十分なデブでも野球はできるけれど、サッカー選手にデブはいない。外野でガム食べてても守りにつける野球に比べれば、サッカーほどしんどいスポーツはない。
ttp://blog.hokkaido-np.co.jp/kuroshin/archives/2008/09/post_32.html
等と書いているが
この本を読めば
僕がどれほど野球を「好・き」か、お分かりになると思います。
そうです。ぜひ読みましょう。
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