歌のシーンはないが、報道されたマイケルの追悼式やマスコミ報道の模様が収録され、リアルに当時のマイケルの記憶を呼び起こしてくれる映像がたっぷり。永久保存版です。
モノトーンのような藍みがかった写真の中に幽霊のような坂本氏(相変わらずな髪型)と、眼の美しいつるりとした裸のマネキン。 あやうい美しさとグロテスクの境界線、生々しい人間の体温とプラスティックのひんやりとした質感。 坂本氏の現代社会に対する見方が垣間見える、インパクトのあるジャケットです。
サウンド。全体的な音数は少なく、それぞれの楽器のパートが無駄なく生きている。 60年代〜70年代のアメリカンロックやソウル/ファンク、或いはシンガーソングライター系の音造り。 特にシンコペーションするベースの一音一音がいいです。ベースラインもいいです。 言葉がシンプルですっと耳にメロディや唄、歌詞が残ります。 「仮面をはずさないで」「ずぼんとぼう」「幻とのつきあい方」は秀逸。幻想的なエロティシズムを感じるのは私だけだろうか?
このご時勢、大仰で過剰な発言や活動をしているミュージシャンや文化人が多い中(それはそれで当然だと思います。しかし売名行為に近いものもあるが)、聴き方によっては地味ともとれる内容ですが日常に踏みとどまる態度や目線を見いだすことでこれからを生きる私たちのエスカレーションしがちな現代社会に対して一石を投じている。
ゲームでとても好きなキャラだったので購入。
(結果的に全員コンプしちゃいましたけど)
PCを起動しなくても藤盛に会えます!
そしてそして、ジャケットはお約束のセクシーショット
このショット…なぜか笑えてしまう(大笑)
セクシーなんだけど、お花が背景にとんでたり
なんだかちょっと気取った感じが、逆に笑わせてくれます。
いつでもバトラーズの世界が楽しめるCDはおススメです。
「ことば」というツールには限度がある。
心の動きを「ことば」にするのは難しい。
あえて挑戦してみようと思わせるのが、「健佐CD」(個人的に愛着を込めてそう呼んでいる)の魅力であり魔力である。
「格別」という言葉がある。
辞書で引くと「他の場合と同列に扱うわけにはいかない事情がある様子」とある。
まさに同列に扱うわけにはいかないのである、「アルトサックス奏者中村健佐」の場合。
聴いた者にしかわからない音色を、どうして伝えようか、正直戸惑う。
が、感性の鋭い、感度の高い人ならわかる心地よさ。心の琴線に触れる限りなく優しい音色、都会的なセンス。
そして最大の魅力は、心の癒し力!(私は胎教に「健佐CD」を聴こうと思っている)
サックスは、日本では、メジャーとは言えないかも知れない。
でも、私は自分が日本人に産まれ、中村健佐のいる日本に居てよかったと思う。
それは、一度聴いてみた「あなた」にしかわからない。
全身で中村健佐を堪能していただきたい。
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