細胞を使った治療の最前線などをわかりやすくインタビュー形式で書いてあります。 業界の人間ですが、著者の解説はクリアーかつ大胆なので、軽い気持ちで読めかつ勉強になります。 産業界の方々との対談では消費者の傾向やニーズを読み取ることが出来るので 研究者も一読の価値大です。
吉野朔実の本で紹介されていたので読んでみました。
すっきりした画風のイラスト風マンガで台詞はたいへん少なく
日常の微妙な心の揺れを拾っています。
散歩、というよりは歩行中のできごと的な題材が多いです。
さわやかな読み心地でした。
冒頭に筆者が述べているように、人はおそらく誰でも一度は不動産契約をするのであるから、高校で「不動産学」を必修にしてもいいと言えるかも知れない(未履修に終わることなく)。少なくとも、「現代文」では、先生方のお好きな傾向の文芸作品をいつまでもありがたがってだらだら読ませるよりは、契約書の正しい(賢い)読み方を習うべきではないかとさえ、国文科出身者の自分ですら思う。
この本は、もしそんな不動産の授業があったら、きっと優れた参考書になるであろうと思われる。基本は見開き構成で、右ページに不動産購入の基本的知識を文章で述べ、左ページに要旨をわかりやすく図示。また、そのプロセスで「賢い購入者となるための知恵=注意点、ポイント」を節々でプロの目から教えてくれるという、いわば「基礎からの不動産購入学」といった趣の本である。欲を言えば本文がスミアカの2色だったりすると「チャート式」っぽくってもっとノリがよかったのに。第二弾に期待します。
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