渋めの選曲!だと思います。いわゆるどこかで 耳にしたことがあるボッサのコンピレーションアルバムは巷に腐るほどありま すが、ちょっとだけボッサが好きで、もうちっと違うのも聴いてみたいけど、 どの歌手がいいのか分からない!という人には次の導入としてよいと思いま す。COOLだけれど、だからって夏しか聴いちゃいけないわけではない!ちょ いと季節も落ち目な秋のほうがシックリくると思われます。ま~ったりしたい 方にピッタリ!
"Brazillian Sky"という副題がついている、ボサノヴァ、ヴォーカルジャズ、イージーリスニング系のコンピレーションです。 明るい曲がほとんどですので、カーテンを揺らして部屋に入ってくる風を感じながら、または日差しの強い日のドライブのBGMに最適。 ジャケットもおしゃれで、これだけ飾っておいてもいいくらいです。 ”スロー”という題がついていますが、癒し系というわけではなくて、鼻歌にちょうどいいリズム感のある曲ばかりです。 日本盤であるにもかかわらずこの値段。試し買いをしても、値段以上の楽しさを感じられると思います。
「ジャッキ-&ロイの歌唱力は、すばらしい」の一言しかない。 ひとから進められて聴いたのだが、本当にすばらしい。 ふたりで歌っているのもいいが、ソロのジャッキ-の伸びのある歌声とくに バラ-ドがすばらしい。 「すばらしい」としか書けなくて情けないが、洗練された完成度の高さには 驚かされる。
これはLPを持ってる。34年前にストりービル・レコードが日本で復刻されたとき買った。まだ 時々聞いてる。CDは「グローリィ・オブ・ラブ」しか持ってない。ジャッキー&ロイは夫婦である。ジャッキー・ケインはいつまでもキュートで若い。ロイ・クラールはピアノも上手い。大橋巨泉が昔褒めていた。二人とも(ジャッキーは?)シカゴ出でロイはやはりシカゴのアニタ・オディの伴奏もやった。なんと言うのかハーモニーも斬新で選曲もセンスがよい。伴奏はウエストコーストのオールスター。ギターがバーニー・ケッセル(奥さんが日本人)ベースは大好きなレッド・ミッチェル。ドラムは名手=シェリー・マン。言うことなし。このデュオ経歴は古くバップ期のチャーリー・ベンチュラのバンドから。夫婦は喧嘩したりすればハーモニーが崩れるし離婚すれば解散。難しい。アニー・ロスはランバート・ヘンドリックス&ロスというボーカル・グループに在籍。そこから独立してソロに。大人のジャズでもう知る人も少ない。「粋」とか「お洒落」も。
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