2001年に出た単行本の文庫化。 『スタジアム 虹の事件簿』につづく第二作。前作に比べると、だいぶ書き慣れてきたようで、けっこう楽しく読ませてもらった。 助産婦という、ちょっと馴染みのない世界を題材としており、それだけでも面白い。妊娠や出産にまつわる独特のストーリーとなっており、ミステリとしても評価できる試みと思う。 ただ、ミステリとしては不備も多い。必然性という点で多くの問題が残り、釈然としなかった。また、登場人物のキャラクターがいまいち。分かりにくかったり、一貫しなかったり。 ちょっと読んでみる分には、おすすめ。
なじみのベビー雑貨屋さんで手にとって便利そうだと思い購入しました。 ちょっと高いですが、その情報量からぜったい元は取れます。 恵比寿、青山、代官山、自由が丘などのお洒落なベビー用品のお店から ベビーフォトスタジオやマタニティヨガのお店、 子供御用達の歯医者さんまで、今までこういうのをまとめてくれた本がなかったので 買ってよかったです。 いま二人目を妊娠中ですが、一人目のときにこれがあったら どんなに楽だったか。。。
今まではさみタイプを使用してたので、初めは違和感ありました。でも、大人の爪もきれるので長期で使用できると思いました。
子育てしながら独立助産院を経営している聡子と、その助手を務める陽奈の助産婦コンビが向かう先にはなぜか事件が。
「お母さんをさがせ」「お父さんをさがせ」「赤ちゃんをさがせ」の3中編。
引退している明楽先生をブレーンに、行動派の二人が事件を解決していく!
ミステリー部分には強引な展開がありますが、そこは新米助産婦に免じて、まぁOKと。
殺人事件の起きないミステリーってのもいいですね!
楽しく読めました。
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