近藤るるる「たかまれ!タカマル」の最終巻。
前の巻からいきなり最終回になった時は驚いたが、実際読んでみると難波部長の一連の行動が
最終回付近への複線になっていることに気づく。
構成に関しては最後まで見事な漫画だったと思う。
何より面白い内に終われて良かったなあ、と。 寂しさはありますが。
最終17巻ではセクハラ教師の青山とS.M.Lの面々との理事会による言い争いが中心。
思ったよりもヒートアップする主張合戦には笑いが込み上げるほど可笑しさを感じたが、
それよりももっとカタルシスを感じたのはタカマルと仲間たちとの友情と絆。
最終巻だけあって表現もストレートだし、「ゲーム」というこの漫画のテーマについても作中でじっくりと語られる。
一度袂を分かった難波部長との和解も大きな見所だと思う。
最終回付近の内容は、もう実際読んで欲しい!ってところで。
ベタでありつつも、予想外の展開もあって流石の締め方だったように思う。
「たかまれ!タカマル」全17巻。ゲーム雑誌の製作という題材を中心に置きながらも
コメディや恋愛、勘違いによるスリリングな展開など、それだけに留まらないプラスアルファの魅力が出ている秀逸な作品だったと思います。
特にゆきえさんとの関係性については本当に楽しませてもらった。
前述の通り最後まで面白いし、またネームも読みやすいので一気読みしても面白いんじゃないかと思います。
そんな近藤るるるは早くも同誌で新連載を立ち上げている模様。止まらない作家である。楽しみ。
小学生の恋バナに聞き耳立てる蓮沼莉子(26)
紗弥と太壱が良い感じになりかけず、モアナの暴走に拍車がかかり、パティが戦車にフォーリンラヴ。
全くかみ合わない小学生並みの恋愛模様。 そんな中、新たな敵と変な奴が現れて… まとまってるのか、支離滅裂なのか。 それでも、どっぷりハマってる。
るるる先生の漫画は、やっぱり面白い。
脚本はシリアス100%なのに演出は80%コメディ破綻してもおかしくない
バランスなのに主要人物の個性と相まって世界観にはまります。
そして何より主役のアリョーシャがセリフ少な目なのに無表情っぽい表情の
バリエーションで可愛さが異常です(笑)
途中から、かなりシリアスさが増してきて、最後までこのシリアスさが続くのかと思ったら、
最後の方では大団円的な、いかにもしはる的な終わり方で、ホッとしました・・・。
個人的にはもっと続いてほしかったなぁと思いますが、最終巻です。
近藤先生、三年半ありがとうございました。
ファミ通でおなじみの近藤るるる先生の新作ということで、さっそく購入してみました。
凄腕の暗殺者(主人公16才)が普通の女子高生になろうとするけど(それが任務)、あまりにも世間知らずで、まったく普通じゃなく1つ1つのリアクションが笑えます。
その主人公を追うFBI捜査官(アニメオタ16才)。主人公に限定フィギュアを渡されて、私利私欲のために見逃しますw
おっちょこちょいのお金持ちの女の子に、巻き込まれた感じの男の子。
これまでにない面白さになる予感がする1巻でした。
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