私は「通訳案内士」の資格は取得済みですが、この本に書かれている内容は知らないことも多く、非常に勉強になります。また、各章のレクチャー部分は、キーワードに英語対訳を入れてくれているので、日本語で日本のことをインプットしつつ、ボキャビルも一気にできて能率的だと思います。このレクチャー部分を読みながら、少しずつノートに日英表現を書きだして、覚えようと思います。
CD には、「抹茶の頂き方」「神社の参拝の仕方」「温泉の入り方」「日本のトイレ事情」など、説明できそうでできない内容のダイアローグが入っており、ちょっとしたオチ(?)があったりして面白いです。また、筆者もプロローグで述べているように、かなり速めでテンポよく読まれているので、かけ流していても心地よいです。
欲をいえば、個人的には、各章の「Q&Aにチャレンジ!」(たとえば、「神宮、稲荷神社、八幡神社、天満宮の違いは?」など)や、各章末の「日本の〜を発信するための語彙リスト」もCDに入れてほしかったです。語彙に関しては、著者の、発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング(CD3枚付) (CD BOOK)と同時に勉強すると相乗効果が狙えそうです。
英語のスピーキング力アップを目指して、現在使用しています。
通勤途中の時間等の空き時間を利用して、毎日一題ずつ暗唱できるまでブツブツとシャドーイングしながら聴いているのですが、
ここ数日、英語が自然と出てくるようになってきました。(英語脳が目覚めてきているような感覚?)
しかも、この一冊をマスターすれば日本全国について説明できるようになれる♪ 正に一石二鳥です。
外国人のQ&Aのコーナーでは、日本人でありながら、今まで知らなかった事ばかりだった事に気付かされ、逆に教えられる事だらけ…
気分転換にクイズを解いてみたり、観光スポットの解説を読んでみたりしながら、今年度末には100選全てを暗唱できるようになるのが目下の目標です。
中古品とは 思えない状態のよさでした。それをお安く 提供していただき うれしかったです。
どうしての 読み直したい 懐かしい作品に 再会できて 感激ひとしおです。有難うございました。
英検1級も通訳案内士の資格も取得したが、何となく、過去の試験問題に振り回されてきただけで、例えば、高校時代や受験勉強で必死にやった英文法の実用的な知識の浅さを痛切に感じており、英文法を再度しっかりと勉強したいと言う気持ちになっていた昨今、植田一三先生の著書の「スーパーレベルパーフェクト英文法」に出くわした。英文法の中でも非常に重要な、表現の幅を広げるマルチワーカーであるところの「準動詞(不定詞、動名詞、現在分詞、過去分詞)」を完全マスターしようというページでは、例えば、図式化した説明の後にチャレンジクイズがあり、動名詞と不定詞の微妙な違いが分かるようになっている。原則、これから何かをする場合は不定詞を使うが、もう既にしているものは動名詞を選択するとあり、I decline[ to answer/ answering] a question like that. はこれから実現しないことを望むのだから、不定詞のto answerを選ぶとあるのは納得できるに対し、Can you visualize yourself[ to live/ living] on the moon ? は月での生活は今後のことだと思われるが、実際頭の中にその様子を生き生きとイメージすることになるので、遠い先を見据えたような不定詞よりも、今実際に行われているような動名詞のlivingが適切ですとあるのだ。 このような微妙な違いは、この本でないと気付かないのではと思う。なお、10年前に出た植田先生の「スーパーレベル英文法」と併せて読破されると、英文法についての目から鱗的な知識がかなり豊富になることは確信できる感じがしています。
日本近代の大切な歴史が「体験談」として読みやすく描かれていてとても興味深く読めた。現在の日本では考えられないような、戦争直後の壮絶な歴史と劇的な人々の生活がたくさん紹介されている。引き揚げは一言で言うと「悲惨」と表現されることが多いかと思うが、ここで語る著者達の声のトーンはからりとしていてどこか明るい。物質的には豊かだが無感動な現代人の性質と対照的なのに考えさせられた。 戦争を知っている日本人の数が減っている今、「一人称」で書かれている「僕の・私の戦争体験」を描いたこの手の資料は貴重だと思う。
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