結論から言うと『潜入ルポ ヤクザの修羅場 』よりこっちの方が面白いと私は感じた。
全六章からなるこの本の構成は読者の興味本位を大方カバーできている。
一章 アンケート調査
二章 暴力 抗争 刑務所
三章 シノギと組織
四章 オキテと習慣
五章 私生活
六章 女とセックス
という構成だ。
この本ほどヤクザの現状を伝えてくれる本は、歴代さかのぼっても見つけられないであろう。
しかし・・・面白さは100%保障するが、得てもそんなに役に立たない知識ばかりである。
あえて言うなら、自分の息子をヤクザにしたくないと強く思う親御さんにお勧めする。
この本を読むと自分の息子をヤクザにしない方法がよーーーくわかる。
この映画[主演:哀川翔]は フィクションです。
特に キリスト教[プロテスタント]映画として作られたものではないようですが…
『親分はイエス様』とは違い、罪の悔い改めも、ちゃんと描かれており、とても福音的で、キリスト教映画としても十分通用する映画です。
適所に、聖書の言葉が出て来るのも好感が持てます。
特に キリスト教を良く知らない方に、お薦めです。
英虞湾に、男の他殺死体が浮かぶ。被害者は、刑務所体験をもとに小説を書く人気作家・袴田啓二郎。事件発生時、浅見は伊勢志摩で、美少女見習い海女・岩崎夏海を取材しているところだった。事件の発端は地元中学生本橋嘉代の特選作文だった。恐ろしい事件は夏海をも巻き込んでいく。
実在の中学生の全国作文コンクールの特選作品を読んでこの殺人事件のストーリを発想したと言う、軽井沢のセンセの思考回路はどんになってるんでしょうね。素晴らしいの一言です。前科何犯かの元ヤーサン作家は見るからに安部譲二にそっくりなのは何故でしょうか。彼はまだ生きてますけど・・・。
全く関係のなさそうな被害者二人が風光明媚な志摩半島で殺され、さらに全く関連のないような犯人との接点を20年前の大船渡での事故と関連させたストーリーは流石です。浅見ちゃんの推理も冴えてますよ。
光彦倶楽部会員番号21151番
YS休刊で、どうなるの???とハラハラしましたが、堂々ここに完結です。
最後の最後がちょっとだけ物足りなかったので、星4つですが、
作品全体における評価は星5つでも足りません。
私は女なので女の目線で書かせて貰えれば・・・
熱いんだけれど、熱すぎず。
「漢」なんだけれど「漢」を売りにせず。
時には歯痒くて、切なくて、そして何処か皆が懐かしいような、
そんなコイツらが大好きでした。
そしてアンチャンは、やっぱり皆の真ん中に今も「存在」し続けている。
きっとこれからも。
まだ続くのか…という感じ。相変わらずの、よくいえばドラマチック、悪くいえばクサすぎる演出もあいまって、正直ちょっと引っ張りすぎじゃないかと辟易した。やはり初期の勢いがなくなってることも一因にあるのかとも思う。
ボクシング編から読んでおらず、先日15〜19巻まで一気に読んだ。
マリオとボスの直接対決で、ようやく終わるとおもいきや、あの展開。正直拍子抜けした。というか、率直に言ってちょっとうんざりした。
マリオがあそこでどういう形であれあのタイミングで決着をつける意義はある。それは、節子もいたし、マリオにとって一つの過去の清算をする絶好の機会というものだ。
それを引き延ばすことにどういう意味があるのか、私にはわからない。
しかし、仲間がほぼ全員動けない状況でどう解決するのか、先が気になることは気になる。なんだかんだで期待はしている。
20巻次第。次巻でも終わらずにまた引き延ばすという最悪の展開にはなってほしくない。
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