なのかも知れない でも面白い
タイトルだけではドラマ面白いかの、判断がつかなくて見てみたらハマった
最近テレビでよく見かけるようになった壇蜜さん。老若男女に大人気。 バラエティーで見せるあどけない笑顔も可愛くて、 同性ながら惹かれます。
かといって、正直彼女の主演映画だとかDVDを見るわけにもいかず・・・ というタイミングで発売された『蜜の味』!待ってました!
彼女が【壇蜜】として世に出ることになった必然のいきさつが綴られており、 興味深く読みました。 子供・中学生・高校生の頃の壇蜜は、 「チビ蜜」「中蜜」「高蜜」。 女性から好かれるのも納得の青春時代。 それぞれの「蜜」の歴史が今の壇蜜を築き、創ったのですね。 世間に出て来てくれてありがとう、そう思わずにいられない一冊です。 女性に是非オススメ!
ドラマとは、だいぶ、場所や、名前、セリフなど、少しは違いましたが、なかなか、読み応えのある内容でした。ドラマでは、最後、『死んだのでは?』と言う人も多かったと思いますが、単に『仮眠』というだけでよかったな。と思いましたね。ドラマも、小説もとにかく面白かったです。
土曜の夜と日曜の朝、長距離ランナーの孤独、この2つはLDの時からその存在を知り鑑賞していて知っていたのですが、この蜜の味は今回関連作品として紹介されて初めてその存在を知りました。
今作の主人公の女性、リタ・トゥシンハムは先にナックと言う作品を観て知ってはいましたが、今作が実質的なデビュー作でその前は演技らしい演技をした経験が無かったと言う事は知らず観たのですが、その経験の無さが良い結果を生んだのか、脇を固める俳優の演技に助けられたのか、あの年頃特有の世間に対する理由なき不満と、自己中心的で利己的でだらしない上に、生活力もなければ男に寄りかからなければ生きていけない、自立心もない母親との生活に対す不満とその日々の生活の疲れを見事に表現していました。
自分を捨てて男の元に走った事で母親がいなくなり、その事で生まれたママゴトの様な幸せな時間も出戻ってきた身勝手な母親の為に終わるとともに、同棲していた彼氏は知らぬ間に追い出されて再び母親との2人だけの生活に戻ってしまうのですが、そんなお互い嫌味を言い合っていた母親に「戻ってきて欲しかったけど・・・」と言わざるを得ない主人公ジョーの心情、理解し合えた者との別れ、その不安から逃れる様に広場での焚火を茫然と見詰めるジョー。
ジョーと同じ目線でこの作品を鑑賞して来た者としてはいたたまれなくなりました。
この作品、好きです。PERSONZはほとんど聴かないんですけど、JILLの声は好きなんで、ソロ作品を買うなら、これをおすすめします。TELL ME WHYが特にすばらしい。布袋さん他、いろいろな方がプロデュースしています。ガラパゴスのカノウ タマキとのユニゾンもGOODです。
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