知人にギター編曲と原曲のピアノとの違いを聞かれて、かつて入手していたラ・ローチャのLPに変えて 求めました。私には全く未知のピアニストでしたが、お薦めのブログを読み買い求めました。そしてその 鋭い切り口の演奏に思わず緊張させられました。俗に不世出の天才ピアニストとでもいえると思います。 ラ・ローチャはどちらかと云えば“男っぽい”力強さを感じましたが、エステバンのそれは理詰めの透き通 る演奏といえる。私自身はギター人間で、この演奏を聴くまではギター演奏の方が自分の好みと思って いましたが原曲のピアノ演奏の美しさを再認識しました。ただアルベニス自身はラ・ローチャを贔屓にす るかと思いますがこの演奏にはアルベニスも気がつかない?「美」があります。ピアノファンはもとより “ギターどっぷりの”ギターファンにも聴いてほしい演奏です。是非ともギターとピアノとそれぞれの美しさ を味わってください。
この曲はすごい、音楽として知覚できた時、本当に震えたよ。 アルベニスは正に新のメロディーメーカーだ。
スペイン音楽の中でもなじみやすいアルベニスの 作品群を詳しく解説。特にスペイン組曲や歌、イベリアに 取り組むなら一度目を通しておいて傍に置いておきたい本。 あわせてラローチャ達、名手の演奏も聴いて。。 スペイン音楽の粋を目指すのに最適。 大きさもちょうどA5版くらいで読みやすいです。
ラローチャのモンポウリサイタルには、少しがっかりさせられましたが、、 モンポウは、館野さんの演奏に軍配をあげたいです。 しっかし、館野氏のモンポウは廃盤になっているので、こちらを買うという 選択肢はアリでしょうね、、。 って言うか、入り江のざわめきのレビューにはなっていない。。 うってかわって、こちらは絶品です。 アルベニスはお初ですが、スペインの青い空やオリーブの木々を彷彿とさせる 美しい演奏です。 ファリャやグラナドスも聞き応えがあります。 当分堪能できそう。。。 スペインの音楽には湧き立つような美しさと優雅さ気品があって、一度ハマると なかなか抜けられなくなります。 オーソドックスなクラシックに飽きたらなくなったら、スペイン音楽!デスヨ。
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