著者は、東大相撲部の部長、つまりは、相撲好きのアマチュアです。相撲の成り立ちやら裏話やらをマニアックに解説する本ではなく、パンフレットというか図鑑というか、そんな体裁です。110ページでサイズもやや大きめ、図や写真も多く、基礎的な内容。 曰く・・・ 相撲の世界はランキングの世界。序の口、序二段、三段目(すんなり三段目に上がれるかが関門)、幕下(待遇改善)、十両(ここから「関取」とよばれる。倍率10倍)、幕内、小結、関脇、大関(倍率100〜150倍)、横綱。ちなみに、序の口〜幕内まではみんな公式には「前頭」。 行司は進行役。審判として最終責任者は土俵下の審判員(親方衆)。 江戸時代から昭和初期までは東西力士は、同じ陣営の力士とは対戦しなかった。もともとは東西戦(団体戦)だった。 年寄(親方)は、プロモーター、マネージャー、コーチとしての側面があり、もともとは興行師たちが本場所という大きな興行を打つための同業組合の参加資格として成立した。今では、相撲協会の一員。 相撲に似たものは世界各地にいろいろある(モンゴルのボフ、韓国のシルムなど)。おそらく、相撲のルーツを1つに局限することは無理。いろいろな格闘技から醸成されていったのではないか。 平安時代は、相撲節(すまいのせち)があり、相撲人をあつめて天皇や貴族の前で試合をした(土俵なし)。そのうち、私邸で相撲観覧を催す貴族皇族も出てくる。また、平安後期には寺社の祭礼において、神楽や田楽といっしょに相撲を催すこともあった。こうして、本場の技芸が地方にも伝わっていくとともに、相撲人の活躍の場も広がり、プロ化。頼朝や信長も相撲観覧を楽しんだ。江戸時代になると、大名たちはお抱え力士を大相撲という興行に送り込むようになる。相撲興行が行われるようになったのは室町時代。江戸時代になると、チャリティ(勧進)に名を借りて興行を開催。儀礼作法も整えられ、興行は定期化する。日頃は各地で小規模な独自興行をおこない、年に4回、本場所を開催するというしくみができたのは江戸時代半ば。 土俵ができたのは、江戸時代の半ばごろ。「押し」がわざとなった。 相撲のルールはやや不文法的。髷をつかむなど「反則負け」は定義されているが、それ以外はセーフ。ラリアットとか立会い変化は、ルール違反ではないが褒められない(合法だが不道徳?)。土俵上でやっていいこととやってはいけないことの「イメージ」が共有されて成立する。 などなど。
学生のころにスペクトラムにはまりました。ローマの兵隊さんのコスチュームがすてきです。最初は怪しげなバンドかと思いましたが中身があります。サザンは今も続いていますがスペクトラムは解散してしまいました。このDVDを見て感激しました。スペクトラムの雄姿がよみがえりました。
チェッカーズ解散(>_<)
というニュースを聴いてショックを受けていたとき、このアルバムを記念アルバムとして購入しました。購入当時はこのベストの良さがあまり感じられませんでした。しかし、あれから約20年…今思うのはどのベストよりこの作品の選曲が素晴らしい!!
今はたくさん、いろいろなアルバムが発売されているのでニーズに合わせて考えて購入した方がよいかもしれませんがコレクターとしてはこちらをオススメします。
チェッカーズに失敗はありません。それどころか、私は当時チェッカーズの音楽性の素晴らしさに魅かれ、フィフティーズにハマり出した者ですから、ものすごい影響を与える彼らの音楽(^^♪
マイリストで詳細は紹介しています。さらに興味のある方は、ぜひレビューを参考にしてください。
あなたなりのチェッカーズソングの選曲が、アルバム購入が定まると思います。
本書は自ら学生相撲に深く関わった1960年生まれの日本法制史研究者が、1994年刊行の最初の著書に増補修正を加え、2010年に刊行した社会史としての相撲通史であり、第一に相撲は本来格闘一般を指す言葉であり、各地に多様な形態が存在したこと、第二に相撲は水神祭祀や服属儀礼と結びつき、さらにそれらが朝廷行事としての相撲節に継承されることによって、初めて統一された様式を獲得したこと、第三に相撲節は全国からの相撲人調達システムを形成し、特定の相撲の家を創出し、寺社の祭礼に相撲人を供給する役割を果たしたこと、第四に中世には相撲は脱神事化し、また勧進興行を通じて、自らとるものから京相撲のような専門的相撲人によって演じられる芸能として見物するものに重点を移していったこと、第五に17世紀に土俵や株仲間が成立し、諸藩抱えの力士が興行にも出場し始める中で、徐々に三都四季勧進相撲(大相撲)の体制が整っていったこと、第六に18世紀のそうした体制の中で、素人興行は禁止され、専門力士は部屋単位で養成され、相撲年寄の寄合たる会所が成立すること、第七に同時期に相撲節以来の「正統な故実」を武器に、吉田司家が相撲興行を支配下に置くようになり、その「故実」は大相撲を権威づけ、地方相撲を系列化すると同時に、えたへの差別にもつながったこと、第八に明治初期に危機を迎えた相撲は、後期には国粋的風潮に乗って復活し、国技館の建設後日本の国技と見なされるようになること、第九に現在のアマチュア相撲はもともとこうした大相撲の外部から誕生したスポーツであり、国際化の面でも進んでいること、第十にこうした歴史を踏まえつつ、著者は相撲を4層の重なりあいから定義し(319〜320頁)、それが文化装置をまとった格闘競技であることを強調した上で、今後の課題を整理していること等が、本書の内容である。
スケバン刑事の斉藤由貴版が一番好きで、本放送、再放送と見るうちにドラマと同様 「音楽:新田一郎」の曲にすっかりハマるようになりました。
ブラスがホントにかっこ良くて、曲に広がりがあって、一回耳にしたら 忘れられないような音ばかり。今までブラスを意識したことなかったのですが、 このドラマのお陰で興味を持つようになったように思います。
特に好きな曲は「サキよ永遠に」。 今回のCDの発売は、もう曲の入手を諦めていた私にはとても嬉しいものでした。
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