もともと私は洋楽ファンで、J-POPを聴くことはあまりなかったのだが、このR30シリーズ(英語ヴァージョン)で、J-POPにも数多くの名曲が存在するのを再認識させられた。このVOL3にはサッカー・ファンにも人気の「J.BOY」(浜田省吾)、オリジナルにも負けないくらいムーディーな「アイ・ラブ・ユーOK」(矢沢永吉)や「DESIRE〜情熱」(中森明菜)などが収録、相変わらず参加アーティストは歌が上手く曲とマッチしている。個人的には「六本木純情派」(荻野目洋子)が一番、もともと原曲が洋楽をモチーフにしていることもあり、ノーランズもポップな持ち味を出し、生き生きと歌っておりノリも抜群。あとは「ロックンロール・ウィドウ」(山口百恵)もお勧め。 このR30シリーズ全3作を通して素晴らしいのはヴォーカルが原曲を生かしていること。外国人が日本の曲を歌うのは、言い回しやアレンジを含め大変難しいのだが、これは過去に発売された数多くの外国人によるカヴァー・アルバムの中でもトップに位置する出来であり、音楽ファンに自信をもってお勧めできる定番である!!
曲目は1部だけ公表されてるとこによると
☆銀色の道 / ピーナッツほか
☆花嫁 / はしだのりひことクライマックス
☆ハートのエースが出てこない/キャンディーズ
☆透明人間 / ピンクレディー
☆愛が止まらない / Wink
☆少年時代 / 井上陽水
☆チェリー / スピッツ
です。前作が14曲だったので同じくらいになるのでは?
冬に出た「ふたりうた」がよかったので、今回も期待大です
友達とカラオケで歌う曲を探していて、共通の好みでキャンデイーズに決まり、みきちゃん担当の私は研究のためこのCDを購入しました。あの頃、そんなに好きじゃなかったのに何故かほとんど歌えるなんて・・・こんなに良い曲を歌ってたんだなあと改めて思いました。特に「わな」がベストです。私のような動機でも気軽に買えて満足できる、そんな一枚でした。
本アルバムをただただ懐かしく聴きました。キャンディーズの解散から30年が経ったという記事を読みながら、あの解散コンサート(当時のテレビ放送は見ていました)から過ぎ去った月日に思いを馳せていきす。ランちゃんとは同学年になりますので、まさしくキャンディーズの活動時期は自分の大学時代、青春時代とかぶります。
彼女たちのハーモニーが綺麗ですね。ユニゾンでは3人の違う個性を保ちながら良く揃っていますし、時折挿入されるコーラスも安定しています。テレビではしぐさや可愛さに目がいっていましたが、CDの1枚目の曲を繰り返し聴くに連れ、その音楽的な実力があるからこそ人気があったのも解かります。とはいえ、CD裏の写真はあの頃の初々しさをそのまま残していました。
TBSの「8時だよ!全員集合」でのレギュラー出演ではよく笑わせてもらいました。ナベプロらしい親しみを感じるキャラクターでしたね。それゆえ多くのファンに愛されたわけですが。
彼女たちのラスト・シングルとなった「微笑がえし」がいいですね。解散前の惜しまれ方は記憶していますので、この曲は一般的には一番良く聴かれたでしょう。オリ・コンの1位にもなったわけですから。歌詞中に「春一番」「わな」「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」「アン・ドゥ・トロワ」「やさしい悪魔」などの懐かしい歌詞を盛り込んだ作詞家阿木楊子の上手さとキャンディーズの育ての親ともいうべき作曲家樋口雄右の生んだ傑作です。樋口雄右のアレンジも秀逸で、彼女達を送り出すのに相応しい名曲で、春という惜別の季節に解散するキャンディーズへの愛情が精一杯込められていました。
解散後、その思いとは裏腹に「普通の女の子には戻れなかった」と思いますが、「それぞれの道を歩いて行った」伊藤蘭、田中好子、藤村美樹というなんとも愛らしい3人のグループの活躍を、同時代にテレビで見られたという思い出とともにCDを堪能させてもらいました。伊藤蘭作詞「つばさ」の歌詞をかみ締めながら・・・・。
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