あいかわらず、コメディーとラブ、そしてシリアスの加減がちょうどよく読後感が良いです。
未来の舅エドゥアルトに「結婚まで不埒なまねはしない」と約束したリヒャルトに、どんな閨房学を学んでいるのか、なぜか根本的にわかってないようなのにズバリな意味深セリフをサラっと言ってしまうミレーユ。彼女は花嫁修業に、彼は花婿試練に頑張っています。 今回のミレーユへの課題はゴシップ系出版社から出された、とある「恋の手記」の作者を捜す、というもの。手記中身はまるでミレーユの日常生活を覗いたもので…?。
犯人、もとい作者捜しのドタバタに、ミシェルにちょっかいかけてくるリヒャルトの従兄フィデリオや、きっとかつてない方向性のダメージ?を受けたであろうルドヴィック、そして今だ危険な香がミレーユを搦め捕りそうだったり、過去の彼方からまさかの登場があったりとワクワク(?)ハラハラ。フレッドの安心感、第五師団も健在です。
ラブ方面は、エドゥアルト・パパにより枷をはめられ耐えに耐えるリヒャルトが、とある事で傷ついたミレーユのために迷わず取る行動が山場でしょうか。山積する問題と過去の記憶に休まる暇のないリヒャルトにとって、側にミレーユがいる事がどんなに大切なのかに、こちらもキュンとさせられました。
イラストも一段と華やかで、主役のツーショットだけだなく、ロジオン羽交い絞めのアンジェリカ、鞭振るうレルシンスカ様後方の初出ルドヴィック(意外と〇〇さんでなくてビックリ)等々食い入るように見てしまった…(笑)。
次回より里帰り編(仮)だそうですが、アルテマリスへ?それともリゼラントまで?。 「他のカップル達」の色々も含め、早く読みたいです。
ねぎしきょうこさんはカラーがとっても綺麗ですね! ドラマCDをあまり持っていない私には大満足の一冊でした。 サイズもA4サイズと大きいですし、ページ数も80ページ近くあるのにも関わらずこの値段はお得だと思いますよ! またドラマCDのイラストだけでなく、WINGSの表紙に使われたものやFCの会報のイラスト等も入っていますので、ドラマCDをたくさん持っているんだけど…なんて方も十分満足できる一冊だと思いますよ。
あのカフェ吉祥寺の個性豊かな5人組が帰ってきました!!! これぞ、『カフェ吉祥寺で』! ゆるーくてあたたかく楽しい、一度は行ってみたくなる癒しのカフェ空間がココにあります。 多少癖のある作風ですので、本格的なストーリー展開を求める方にはお勧めできません。 ゆるーい気持ちでほわっと読んで下さい。
※TVドラマ好きな方はドラマと全然違いますのでご注意ください。 (特にキャラクターは全然違いますのでご了承の上お読みいただくことをお勧めします。)
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