「ホペイロ坂上の事件簿」シリーズの第3弾(最終巻)。 6本を収める短編集だ。ついにJ1に上がり、しかしいろいろと問題が続いてチームも苦戦してしまう。最後は残留争いになって……。 3冊目となり、全体的に息切れが感じられる。謎そのものに拍子抜けするようなものが多くなってきたし、登場人物同士の掛け合いにも元気がない。まあ、シリーズ最終巻というのも仕方ないだろう。 最後の大団円はなかなか。
登場人物のキャラが多彩でいいです。特に伊沢は読者の数だけのイメージがあるように思えます。細かいところ、特に舞台設定に関して幾つか疑問点はありましたが、トータルとして面白かったです。
アレンジャー兼プロデュースに中村修司氏を迎えた今作。 50歳を目前に控え自分と向き合い、語り、それを音に表した。 愛犬ユンカースとの別れを詩に託した「6月6日」 父親への思いを綴った「Hallo My Alone」など名曲ぞろいです。
井上尚登の作品は読んでいて映像が目に浮かぶ。
長くて、しかもテーマも奥深いのに、そして舞台が世界規模なのにイメージが頭の中に広がる。
初めての女性主人公ものでいつも以上にワクワクしながら読み進んだ。
最近世間を騒がせたIT会社のことが頭に浮かぶがこれが書かれたのは
それよりもずいぶん前のこと。
目の付け所がすごいな、と感心。
意外な結末にも驚きだ。
世界を席巻するバルサの育成組織の指導者が、サッカーを通した育成についてまとめた一冊。読んでいて思うことは、日本の部活も、案外いい育成組織なんじゃないかということ。なぜなら、指導者たちは教師であることがほとんどなので、常に教育を頭に入れて指導している(はず)。現在、代表での実績では高校サッカーや大学サッカーに差をつけられているJリーグクラブの責任者たちには、ぜひとも読んでもらいたい。現役のバルサ選手や指導者たちへのインタビューも載っているので、スペインにおける育成の捉えられ方を知ることができる。
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