とにかくツボつかれまくりです
捨て曲がほとんど無いと思います
スラッシュとしてはかなりの重量感がありますが凄い疾走感があります
ミドルチューンの曲も聴き応えがあります
ボーカルの迫力ある声も良いです
歌詞カードが入っているのも個人的に嬉しいです
このアルバムは、初期の頃にあったブラックメタル的なものが姿を消し、純スラッシュメタルと言えるサウンドになっている。ただし、フロリダ系と比べるとその重いサウンドは際だっている。重くて速いなんてスラッシュメタルファンならよだれもんだろ?初期のソドムは言うに及ばず、ヨーロッパのスラッシュメタルバンドはブラックメタルの影響がなんとなく透けて見えるけど、このアルバムに関してはそれが全くないと言える。ブラックメタル的な世界観が苦手な人でも楽しく聴けるはずなので、安心して購入してほしい。なにしろアルバムのテーマが戦争反対だからね!愚かな指導者への怒りが爆発したかのようなサウンドで、ソドムの最高傑作であるのみならず、スラッシュメタル全体の最高傑作のひとつにあげるファンが多いのも十分に納得できます。また、タンクのカバー曲の#9を含めても駄作の類は一切ない。スラッシュメタルファンなら絶対に押さえておかないといけないスーパーアイテムです。
デストラクション、クリエイターと並び、“ジャーマン・スラッシュ三羽烏”と称されるソドムが新作をリリースします。原題はシンプルに『Sodom』(邦題未定)。 三羽烏の中ではもっともシンプルで、攻撃性に溢れたサウンドを持つ彼ら。新作についてトム・エンジェルリッパー(b,vo)は、“どのバンドにもキャリアの中でセルフ・タイトル作は必要なのさ”と語っているとか。オリジナル・アルバムとしては『M-16』(写真・2001年)以来、実に久々となるのですが、DVD『Lords of Depravity - Part I』の制作があったため、作業が遅れていた模様です。何はともあれ、ここ数年スラッシュ・メタル熱が再燃している日本において、この作品にも注目が集まることでしょう
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