リージョン1とありますが、ウチの国産プレイヤーで見えました。 字幕等もちろんありませんが、当時の熱気、仕事しながらバンドを続ける今など余すところなく伝えられていると思います。 僕は年齢を重ねてからの彼らのファンなのですが、楽しく見ることができました。 (だだし、ドキュメントですのでフルのライブ映像を期待するなら『LIVE AT EL SOL』等をオススメします。)
オルタナ界の重鎮にしてベテラン、Mudhoneyの最初にして最重要作品!!! さらにカバー曲にデモ音源、当時のライブ音源を収めたデラックス仕様 アルバムタイトルになったエフェクターによる、ジャキジャキした荒々しく暴力的な爆音ギター 激しく絶叫し咆哮するヴォーカル、ドカドカにロールしまくるドラムスにベース、とにかく熱いです!!! パンキッシュで破壊的、暴力的、カオスティックなのにクールで気持ち良く、そしてファニーでポップ そしてガレージでブルージーでサイケでカントリーっぽい多様な音楽性と、子供っぽい遊び心があります 歌詞も皮肉めいていながら結構ファニーな感じがします(輸入盤に歌詞はありませんでしたが...) だから、明るく笑い飛ばせるようなバンドだったからこそ解散せず長続きしているのかなあなんて思います あと、ライブ音源も最高にホットでクールで素晴らしいです!!!!!!!
2013年リリース。偉大なエフェクターの名前をそのまま冠したミニ・アルバム「Superfuzz Bigmuff」はいつ聴いても本当に最高だけど、今思えばそのときからこの素敵なロクデナシ共は楽曲よりも正体不明の音の迫力や佇まいを録ってきたわけで、そうした姿勢がカート・コベイン等のシアトルのキッズたちを大いに感化し、時代を変え、かつてロックに汚れを取り戻してくれたグランジ・ブームも遂に「リヴァイヴァル期」を迎え始めた21世紀の現在でも、世界中の多くのファン達から深く深く愛されている所以なんだろうね。ということで【2】【4】【7】【10】等、今回も好き勝手にロックンロールやパンクを追求しながら、時代がどこに向かおうと「マッドハニー」で在り続ける彼らの音圧に酔いしれようよ。「消失地点」っていうタイトルも好き。
マッドハニーといえば、シアトル(グランジ)のコアな部分のバンドというイメージが強くて、とても陰鬱なサウンドかと思っていたら、歪みまくった格好いい前向き負け組音楽でした。 負け組が増え始めている日本で、今こそ再評価されて欲しい名盤だと思います。 負け組の僕は、これを聴くと開き直れます。 『低収入でも世界一楽しく生きてやる』って。
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