見ていて少し辛い映画だった。ひとつには大人と一人としてとても考えさせられたからだ。父親が違う4人の子供たち。皆、学校に一度も行ったことがない。そんなことってあるのだろうか。新しい男ができ、「クリスマスには帰るから」と当座の金を12歳の長男の明に渡し、「よろしくね」と、子供たちを置き去りにする母親。そんな母親でも子供たちは慕っている。母親は正月になっても、春になっても帰ってこない。生活は困窮、食うにも困るようになる。それでも明は4人一緒に暮らしたいと「保護」を拒む。撮影に一年以上かけたそうだが、子供たちの日常の描写は演技しているとは思えないくらい自然でリアリティがあった。台詞を事前に教えず、その場その場で時間を掛けて撮影したという。ドキュメントのような自然なリアリティもだから生まれたのだろう。明が徐々に「家長」のような顔に変わっていく。電気も水道も止められ、馴染みになったコンビニで廃棄される食品を貰いなんとか凌ぐ。それでも4人一緒に暮らしたいのだ。無責任な母親を責めるのは簡単だが、映画ではそんな描き方はしていない。こんな状態に置かれた4人の子供たちを、本当に「誰も知らない」のだろうか。そんなはずはない。「誰も知ろうとしなかった」だけではないのか。最後の悲劇は避けられなかったのか。88年に起きた事件をモデルにしているそうだが、この10年で日本は様変わりした。もっと悪い方に。人とあまり関わりたくない。他人への無関心。ありきたりな表現だが、地域社会=コミュニティが崩壊しつつあると感じる。とくに、大都市では。自分にもそんな自覚があるから見ていて辛かったのだろう。日本社会のいまを描いた秀作だと思う。
折角のライダー滑りをカメラが捕えらえてなく、 フラフラと関係ないところを写しているシーンが目立ちます
うまく撮れているシーンも多いのに、 悪いシーンをカットせずに使用しているので、観ていて不快です
映像でお金をとるのだから、もう少し真剣にやってほしいですね。
MASTER OF GROUND02は、 DVDではあまり観ないグランドトリック集
こちらの方がカメラワークが酷いですが、 ライダーのテクニカルなトリックを楽しめます。
7年か8年前にTSUTAYAでビデオを借りて見ました。いろいろ考えさせられ、共感出来る。素晴らしいドラマです。 深津絵里が出てるドラマで一番好きかも知れない。きらきらひかるも良いですが。 TSUTAYAからビデオがなくなった為、彼女たちの時代を見るすべがなくなってしまいました。 どうかDVDを発売して下さい!たくさんの人に見てもらいたい名作です。
ベストアルバムに入っていた「浄土曼荼羅」が好きだったので買ってみま した。大当たりです!民謡っぽいものから,読経を伴ったものもあって, 幽玄の世界にどっぷり浸れます。いらいらしているときやリラックスした いときにもってこいの,大好きな一枚です。
世界遺産に選ばれようとしている平泉、その中世都市としての側面を知るためには、おそらく最も適当な本ではないかと思いました。
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