音楽を語りだしたら止まらない佐藤竹善さんのSELECTIONコンピアルバム。 最近はコンピブームだが、これは普通のコンピレーションとは一線を 画する。 多くのものは何かテーマ(Kiss,Beautyなどが代表)として出されている が、これはいろいろなジャンルがある。 70-80年代の曲が多く、クラプトンや10CCなどこの時代の代表選手が 選曲されているものの、その曲が通好みである。 通常のコンピレーションに入ってくるような代表的なものではなく、 あ、この曲好きだったーという感じのものが多い。 個人的には、Band AidのDO THEY KNOW It's Christmasが入っている ことに感動した。 洋楽って代表的なものしか知らない、聞いたことがないという人に 「こんないい曲があるんだよ!」と教えてあげたいCDである。
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
不慣れで使わない筋肉は痛いですが、腰痛は減っています。 歩いてもずれないのでいいと思います。
Vangelisというアーティストを知れば知るほど、「最高傑作」という言葉が使い難くなる、という事は、ファンの方々であればご理解頂けると思います。 そしてこのアルバムは「最高傑作かもしれない」と言えたりしてしまうのも、ファンの方々なら、ある程度ご理解いただけるのではないかと・・・。 このアルバムは、今やあまりにも有名な「メインタイトル」の、壮言で繊細で美しく力強い旋律で幕を開けるのですが、アナログLP時代はB面を丸々使った「Chariots of fire」という組曲が凄まじい仕上がりなのです。 「単なる映画のサウンドトラック」では当然ありません。 見事なオリジナル・アルバムです。 発売当時、全米を含み世界中でチャートのトップまで上り詰めたという事が、「映画は観てないけど、サントラは買った」という人たちが如何に多かったか、が判ります。 とはいえ「音楽が良かったから、映画も観た」という人々(私も含み)も、その映画の素晴らしさにビックリした、という嬉しい現象も多かったと思います。 アカデミー賞で「ヴァンジェリス」と発音されまくり、後に「私の名前はヴァンゲリスだ」とステイトメントを出していたのが、懐かしい記憶です。 確かに「最高傑作」であるかどうかは判りません。 他にも凄い作品はありますから・・・。 しかし、Vangelisの素晴らしさは、この一枚に充分集約されている事も確かです。 形態がどうであれ(この場合は映画サントラですが)、自分の音楽への取り組み方、決して商業主義ではない芸術への探求心、そして溢れ出る美しいばかりの旋律、そういったものが、このアルバムから、充分感じられるのです。 是非、聴いてみて下さい!。
ベスト・リラクシング・クラシック100は6枚入りで、6枚入っていてこの値段はお買い得。
この中で気に入った作品を何曲かあげると、
〈J.S.バッハ〉主よ、人の望みを喜びよ
〈ラフマニノフ〉バガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏
〈カール・ジェンキンス〉アニュス・ディ〜「平和への道程」
〈サティ〉ジムノペティ
〈J.S.バッハ〉主よ、人の望みを喜びよ
〈ラフマニノフ〉バガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏
を聴くと精神的に落ち着くので聴いています。
〈カール・ジェンキンス〉アニュス・ディ〜「平和への道程」
は現代のリラクシング・クラシックとして今後残っていって欲しい作品です。
〈サティ〉ジムノペティは個人的に好きな曲です。
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個人的に思い入れのある曲は、
〈パッヘルベル〉カノン
〈ヴェートベン〉エリーゼのために
〈シューマン〉トロイメライ
〈パッヘルベル〉カノンは自分で弾けるので、なんとなく当時のピアノの苦労を思い出しながら聴いています。
〈ヴェートベン〉エリーゼのためには、子供の時の2回目の小学生の時の発表会で弾いたのですが、簡単な割にはなかなか聞き応えのある曲だと思いながら聴いています。
〈シューマン〉のトロイメライは大学の音楽の授業で弾いてくれた女の子(当時21歳)が皆の前で唯一弾き、
「よく皆の前で弾くよな・・・。」などと思いながら、簡単な曲とは言え、心をこめて弾いてくれた彼女に思い入れがあります。私もピアノはトロイメライより難しいのが弾けるけれども、全員の前で弾くなど難しく、彼女が立派に思えました。
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【担当者の方へ】いつもお世話になっております。今後とも宜しくお願い致します。
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