ともかく紅白歌合戦で通しで歌詞を追いながら全部聞いて、
即、買いに走りました。
頭の中をぐるぐる回って離れない楽曲にいままで数曲
出会ってはいるけれど…中には錆び部分だけにセンサーが
稼動したこともあったりもしたけれど…この曲は
ともかく全編歌詞がすごい。どうしていいかわからない
切なさ、胸ぐるしさ、自分でどうしようもないことへの
いらだち…全てが集約されて、ラテンのリズムにのり
完全ノックアウトでした。
サウダージ→アゲハ蝶→そしてこのジョバイロ、二人になっても
ポルノグラフティの世界はますます進化を遂げているのですね。
もちろん毎日浸って聞きながら、今度はぜひ生歌で聞きたいと
思っています。
浮気、不倫がテーマかというような始まり方でしたが、いろ〜んな家族の愛がしっかり描かれています。
了(要潤)に裏切られてショックを受けてた梓(奥菜恵)をなぐさめるつもりが、自然にお互いに惹かれていく明之(本木雅弘)と梓。
小さな嘘とすれ違いからダメになってしまった友(瀬戸朝香)と明之。
梓を裏切って他の女(サエコ)のところに走ったけど、次第に友にひかれていく了。
明之と友が結婚する前から友のことを想っていた俊介(佐々木蔵之介)。
そんな恋愛が絡み合うところにさらに、子供の頃に自分と母を捨てて他の女の元へ走った父(岸部一徳)を恨んでいる明之、
父の元で愛されて育った了の切っても切れない家族の絆が深く関わってきます。
このドラマがいいのは、結局全員とっても優しいというところだと思います。
小悪魔的だった梓もただ明之が好きだったんだろうなと思いました。
同じく悪ぶってた了も、困ってる人を放っておけない性格だし、
明之を捨てた父も、明之のことを了と同じようにすごく愛してたということが最後にわかって・・・。
私個人的には、俊介の姉・玲子(羽田美智子)がとってもステキで好きでした。
女に見られてないとすねたり、誰を差別するでもなくみんなに優しくて、彼女が登場すると優しい気分になります。
あと、梓と了の周りが自分をどう思おうが自分の気持ちにまっすぐなところが共感が持てるというか羨ましいです。
ぜひ皆さんにも観てもらいたいドラマです。
挿入歌のバラードは「SHIRO'S SONGBOOK"Remixes"and More」という
CDに入っている「THANATOS」という曲だと思われます。
(この曲のオリジナル曲は「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版で初公開されています。)
アルバムには「THANATOS」の表記が無いので、このアルバムには収録されていないのではないでしょうか?
|