局地戦闘機紫電改は、川西航空機(現、新明和工業)が水上戦闘機強風を元に開発した局地戦闘機紫電11型を低翼に再設計したものである。アジア・太平洋戦争末期に本土防空の切り札として戦力に加わり、特に源田實大佐の下に松山基地で編成された第343海軍航空隊(通称、剣部隊)で活躍した。
本作は、その紫電改が1978(昭和53)年11月15日に愛媛県南宇和郡城辺町の海底から発見されたところから始まる。この機体が発見されるまでは、日本国内に現存機は1機もなく、川西航空機工場長の清水三郎や第343海軍航空隊司令の源田實など、多くの関係者の証言を交えながら、その引き上げまでを追う。
ただ30年前に放送された作品ということもあり、どうしても色あせた感じがしてしまうのが少し残念であった。なお、引き上げられた紫電改は、現在も愛媛県南宇和郡愛南町の馬瀬山公園にある紫電改展示館に保存されているため、興味がある方は是非とも実物を見に行ってその声を聞いてきていただきたいと思う。
とてもよく滑り、布なので丸めたりできます。 マウスはKANAでソールはSteelSeries Glide Xai 60011-2を 使っているのですがソールの消耗が激しい気がします。
当時7歳だったが父に連れられて観に行ったような記憶があります。三船や加山関連の映画を極めたいので今回改めて購入して観ました。今この時代だから言えるのでしょうけれど大まかなストーリーは反戦の思想があって判るのですが、作りはあくまでも娯楽という感じ。敵に撃たれて死んでいく戦友や部下の直後に無駄死にのようなセリフや多少の犠牲は当然だのようなせリフを言っている場面もあったりで、当時(昭和30年代)の時代性を感じた。未だ禁止用語や差別語のような規制も無かった時代ではあったでしょうが、もう少し真摯に戦争を受け止めてもらいたかった。少し違和感を感じてしまいました。
特撮場面は一生懸命に作っているという印象があって、CGが一切無い時代の特撮こそ「作る」ことの大切さを実感できる貴重な画像だと思いました。
部品の合いは、ハセガワスタンダードとも言える精度の高さで何のストレスも無し。 また、部品構成と凹モールドによりかなり細かいところまで再現されたディテールの精密さと正確さには驚いた。特に、エンジンとコックピットのディテール・主翼下面の機銃薬莢排出口周辺のモールドなどは必見。主脚タイヤの接地面のつぶれが再現されているのもポイントが高い(組み立て時は主脚柱とホイールのダボにより、つぶれ面が確実に接地面に合う)。 その分部品も細かい物が多く、中には勢い余ってプロペラスピンナーの様な分割の必要の無い部品まで左右に分かれていたりもするので、組み立て時は要注意。ここまでやるのなら、コックピット風防前面内側の防弾ガラスも再現してほしかった。 高い再現度に比べ、説明書の塗装指示がややあっさりしているのが残念。その正確さを生かすため、製作の際は実機写真の資料を参考に、エンジン・コックピット(射爆照準機含む)・主脚庫の扉裏面などを細かく塗り分けるのがおすすめ。 ヨンパチではこれ以上望むべくもないキットだと思う。
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