子供の頃、『俺たちの旅』をみて、「大学生になったら、井の頭公園の近くに住みたい」とずっと憧れていました。 覚えていない曲も多数収録されていますが、私にとっては『俺たちの旅』のフルコーラス版とTV版の両方があること、『ただお前がいい』のフルコーラス版とTV版があること、それだけで涙モノです。 前から発売されていたのに知らなくて、もっと早く買っておけば良かったと思いました。 ちょうど当時大学生だった皆さんには、私以上の感動が得られると思いますよ。
このムックは、番組後半の社会人編である。DVDにはグズ六の兄(中尾彬)が登場する第39話と最終回に加え、26話から最終回までの予告編を収録している。本は、時代ゆえ写真が少ないのは仕方ないが、各回のあらすじのほか、脚本家・ゲスト・時代背景・他の青春ドラマの紹介など、簡潔ながら多角的に取り上げていて読み応え十分。その後作られた3本のスペシャル、さらにエンディングの詩の紹介もうれしい。 「俺たちの旅」はなぜかDVDではレンタルされていないので(ビデオテープの時はあったのに)、手ごろな価格で家庭で楽しめるのはありがたい。できればこのムック形式でも全話発売して欲しい。
それは中学生のときにLP盤でこのアルバムを買っていたのでとてもCD化されてうれしいです。1曲1曲にカースケが走る姿、オメダが部屋で落ち込んでる姿、グズ六が紀子サンに会いに行く姿、さまざまな場面がよみがえります。ドラマからの音源ではないのでがっかりの方もいるようですが、十分あのころの場面がよみがえり自分がカースケにあこがれたあの日の自分に戻れる、人にやさしくなれるアルバムです。
「俺たちの旅」(日本テレビ系1975.10〜1976.10)を、高校生の頃に見て、大学生活に憬れていたことを思い出す。 学園紛争も終わり、三田誠広(1948年生まれ)の小説『僕って何』(1977年・芥川賞受賞作)の次世代が、人と人が正面からぶつかって、生きる意味を摸索するドラマだったように思う。
そのことを確認するかのように、脚本のノベライズ化を、まるで、写真のアルバム帳を開くように、小説を味わうことがある。
エンディング曲・中村雅俊が歌う「ただお前がいい」の流れる中、ラストシーンの言葉が、心に響く。 p175 生きていることの、 本当の意味は、 学校では、 教えてくれない。
井の頭公園、あこがれで、グズ六の母校早稲田に入学した1982年何度も行きました。早慶戦の後、池で泳いだこともあります。今回、洋子の写真には泣けました。この作品を心の底から思ってたんだとつくづく思い知りました。10年目は大学時代、20年目は結婚した後、そして30年目、変わっていない自分をみつけました。40年目何を想うのか?・・・
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