このゲーム、カンフーマニアのスタッフが作ったそうです。
当時、アーケードで、少しだけ遊んでいたのを覚えています。 (昔のゲーセンでは意外と、人気だったタイトルです。)
ファミコン版は、とにかく、コンテニューもなし、パスワードもなし、2つしか残機なし、なのがきつい。
クリアするコツは、 一、軸をずらしながら、キックをする。 一、集中して、アボボ(海坊主みたいなの)の倒し方をマスターしておく。 一、ナイフやダイナマイトは、誘導するように投げさせてから、丸腰になったら攻撃する。 一、回復ポイントや、ループの場所、敵が出てくる種類、人数をメモしておく。
・・・そんなところです。 わたしは、攻略サイトを見ながらでも、5時間ぐらいは掛かりましたよ〜。
救いは、4ステージしかないので、最終局面まで行くのに、20分だということ。
「むずかしいな〜」と思ってる人に、朗報。 最後の、”ジミー”が一番軽かった・・・。
ちなみに、もし自分がファ○通レヴュアーだったら”7”点ですね。
話が非日常的になりすぎているような気がします。チェリーナイツ、というより小田原氏の魅力が何気ない日常の描き方にあると思っています。小田原氏自身がビッグになりすぎたか、大人になったのか。決して悪くはないんですが。
ドラゴンボールは格闘よりもRPGのほうが好きなので、このIIIも非常に面白かったのですがストーリーが中途半端で終わってしまうのが残念でなりません。いまだに続編がでないものかと思ってしまいます。
思わず応援したくなります! 一見の価値あり!
□自分の好みのキャラを自由に動かせるなら、それ以外には贅沢言わない、そういう人にこそ向いているゲームだと思います。
キャラメイクは美女を作ろうとすると使えるパーツが絞られ、妥協は必要になります。 特に眉毛は、おでこの面が前に飛び出てしまうものが多々あるので、横顔の美しさを優先する人には歯がゆいパーツ選びとなります。 逆にネタに走ったキャラを作る場合はお手軽に斬新なものを作る事が出来ます。 キャラメイク、操作性に関しては体験版で試せますので、このキャラで遊んでみたい、と思うものが出来た人はぜひ買ってみてください。 体験版で試せないものとしてはメイジ・ソーサラーですが、魔法系ジョブもアクションとして退屈しない作り(しかも強い)になっていますので、魔法使いで遊びたい人にもなかなかオススメです。
■キャラメイクに好感が持てなかった人にはあまりオススメできません。
冒険する部分に関しては、少ない要素を薄く引き延ばしただけのゲームです。 まず、一本道です。展開の分岐は無しです。ボス戦前の選択で鬱ENDがバッドエンドに即席で変わります。 皮肉を言うと、ドグマがオープンワールドを名乗れるなら、ファミコン時代のドラクエ3もオープンワールドを名乗れます。 メインクエには、ドラクエ3でいう6つのオーブを集める順番は好きにして良い、悟りの書取ってこなくて良い、程度の自由度しかありません。
サブクエは、発生場所、タイミング等ちりばめ方が上手なので、遊んでる最中はあれをこれをと楽しめますが、終わってみると「え?これだけ?」と肩透かしを食らいます。
■MAPは、シームレスな事が逆に失敗を招いたと感じます。
どこも同じ風景ばかりなんです。どうせ歩けない所だらけなら、エリア制にして砂漠地帯やら雪山といった具合に変化を付けてくれてた方が楽しかったです。 ダークソウルのように個性的な風景はありません。日本の野山の散策で出会える風景に近いです。頑張って探検しても石碑とかほら穴しか見つかりません。
広いか狭いかは個人の感じ方で変わるでしょうけど、断言できるのは密度がスカスカという点です。移動が苦痛になる要因その1です。 どこまで行っても狼や盗賊ばかり出てくるのも苦痛の要因その2です。 狭いだけなら気にならないんですが、余白で広そうに見せておいて、ゲーム中盤でまだ全体の15%位しか地図が書き込まれてない、すごい広い!と思っていたら実は既に歩ける部分は50%以上が書き込まれており、それを知った時には呆れました。
比較が古いですが、フィールドエンカウントで街が割とハリボテ(入れない扉とか)な作品繋がりでFF12を思い出しましたが、MAPに関してはFF12の方が遥かに良く出来ています。ダンジョンの長さもFF12の方が遥かに良い出来です。
■個人的に一番がっかりしたのは、伝説の武具を捜し求めるような冒険が出来なかった点です。
武器はメインストーリーを進めることで徐々に強いものが店に追加されます。某でかい竜で手に入る武器を除けば最強品は店売りです。どこかの遺跡に伝説の装備が眠っていたりしません。 街の人も同じ台詞ばかりでどこかの建造物の情報を持っていたりはしません。無理に全部音声入れなくても良いと思います。一言目の挨拶以外はテキストベースで良いので文章何か考えて欲しいです。
■DLC装備路線の弊害だと思うのですが、ちょっと変わった性能だったり個性的な見た目の装備が、ほぼDLCに回されており、さらに入手に冒険や話の展開を伴いません。 NPCの好感度を上げ、関連クエを終えるとそのNPCの装備がもらえる、であれば収集しがいもありますが、それもDLCみたいです。もらえるのは消耗品とか店で売ってる装備ばっかりです。もちろん、ポーンに装備させてても、こんな装備見つけたんだーではなくDLC買ったのね、で終わります。 髪型と髪色が欲しくてDLC2つ買いましたが、おまけでついていた追加ボイスが酷い有様でした。キーだけ変えてて音割れてます。そもそもこんなものアンロックのDLCにしなくても・・
■アイテムや素材は覚えきれないほどに多すぎ(敵は少ないのに)で管理が面倒、状態異常も種類だけ豊富で無視しても影響の少ないものばかりでした。 ゲームプレイ時間の多くは移動とアイテム管理です(笑。
追記
□魔法系ジョブに関して アクションとしてメイジ・ソーサラーの出来は良いと思います。前衛職が好きな人が使ったら退屈かもしれませんが、もともと後衛職が好きな人には楽しめるはずです。魔法は6つまでセットできますが、例えばソーサラーだと威力の大きい魔法は詠唱時間が長いため、詠唱の短い魔法とのバランスを考えてセットする必要があり、まずスキル・アビリティの構成を考えるのがなかなか楽しいです。
■操作性・バランスなど ウォリアーが不遇です。特に強敵は飛んでるのが多いため、ストライダー・レンジャーの万能さに対してずいぶん引けを取ります。 視界ですが、あまり上の方を向けません。頭上を飛ぶ敵の位置を把握したいのに上を向けなくて見失いイライラする事があります。 ダッシュに癖があります。
『孤高』というアビリティがこのゲームをずいぶんダメにしています。ポーンが居ないと自キャラが強くなるアビですが、これがバランスブレイカーです。オンライン時の某ドラゴンは、ポーンを谷に投げ捨ててこのアビを発動させないとまともにHPバーが削れません。熟知して無い人がまともに4PTでやってたら15分戦ってHP1ミリ減った?なんて徒労感を味わうと思います。なんでこんなのにしたんでしょう。
■これから購入を考える方へ
序盤の完成度は高いです。遊びだしてすぐは神ゲーだと思う人も多いはずです。問題なのは領都に着いてからです。 序盤の楽しさはこれからの期待感を含んでいるため、中盤だと思ったら終盤だった、広いと思ったら狭かった、深いと思ったら浅かった、と必ず肩透かし食らうゲームです。 終盤の展開〜エンディングは不快なので覚悟してください。
また、敵モンス等は公式サイトに出てる情報がほとんど全てです。少ないものを多く見せるために全部出しちゃったみたいです。 公式サイトや動画をくまなく見てしまったら、色違い以外は真新しいのは出てきません。
とにかく致命的なのは、オンラインプレイを排除したのにも関わらず良くないバランス、少ないボリュームという点です。 あくまでキャラメイクゲームです。広大な世界での冒険は私達を待っていません。 しかし糞ゲーかと問われればそうとは思いません。体験版触ってみてゴーサインかけれる人なら値段分は楽しめるはずです。
売りのポーンシステムですが、キャラの強さがLvやステータスより装備、アビリティ・スキル・性格の構成の方が大事でして、これはこれで正解で良いと思いますが前述の通りMAPを徘徊しても何も見つからないため、メインクエを進めずに気ままに放浪する人ほど装備が弱いまま、サブクエばっかりやってる人ほど経験値が大量に入ってしまいあっという間にLvだけ上がる、といった感じで戦力的には弱いポーンになりやすいので注意して下さい。
DLCはセコさがにじみ出ています。
■余談ですが
グラの丁寧さは相変わらずの高品質です。クリエーターさん達の技術の高さに驚嘆します。
広報は大事ですが、内容をなるべく正確に伝えるべきだし、Bzとかいらんのでまず中身を充実させる事に力を入れて欲しいです。レンタルビデオを借りる時、A級ホラーって書いてあったのに中身がB級コメディだったらガッカリしますよね。良い部分はかなりあるんですが、DLCのセコさとか誇大広告とか、こんな調子だとカプコンのゲームならとりあえず買っちゃう!って人より様子見になる人が増えていくんじゃないでしょうかね・・。
予約特典だったバイオ6の体験版はとんでもないクソゲーでした。
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