働く女性として、読むべき本です。
少し直訳っぽい訳本は読みにくいかもしれませんが、慣れるとこちらのほうがいいです。
今では名作といわれる家具の誕生も、ペリアンの生活も、同じように語られています。
他国での出産や、政情不安な他国での仕事といった、仕事をもつ女性以上の
苦労と労力がいったはずの彼女なのに、すべて平坦に語っているところはすてきです。
これは、読むべき本だと思いました。なので、星5つ!
デザイナー物にありがちな、デザイン優先の使い勝手の悪い物ではなく、皆さんのレビューにあるようにじゅうぶん満足できる品質のものです。 表面の仕上げについて。 つやありとつや消しで迷い、汚れが目立たないだろうということでつや消しを選択しました。実物をよく見たことがなかったので、アマゾンの画像で判断し、サンドブラストなどによる梨地仕上げを期待していましたが、実際にはつや無しのバフがけを省きましたという感じのヤスリの目の残る粗い仕上げになっており、少しがっかり。おまけに何か所か仕上げの目とは違う荒いキズが入っていました。これで何故つや消しの方が価格が高いのかよく分かりません。意図的にもともとつやありのものをわざとヤスリがけしているのでしょうか。また、つやなしでも水あかの跡は目立ち、こちらも期待はずれでした。まあいうほど落胆はしていなくて、製品を手にしたうれしさの方が大きいですけれども。 表面の仕上げを期待してつや消しを選択する方があとでがっかりしないよう、購入前にこのレビューを参考にして頂くことができたらと思い、あえて書きました。
日本を代表するデザイナーの1人、柳宗理。 氏の物作りに対する姿勢が、読みやすい文章で語られています。 人・国・文化・その時代に対する愛情が感じられ、 明確に好き・嫌いを発言されているのも、読んでいて好感がもてました。 身の回りにある製品を見て「良いものとは?」と、考えさせられます。 デザイナーといわず、物を作るのが好きな人に幅広くお勧めします。
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