イチロー本人の言葉は思ったより少なかったように感じます。独占インタビューが見開き4ページほど。またイチロー語録という項目では今までのインタビューにおける印象的な文章が掲載されていますが、イチローに興味ある方であれば聞いたことのあることも多く、焼き回し的な印象が強かったです。
しかしイチローを取り巻く様々な関係者のイチローに関する記述が多いです。特にイチローと戦ったことのある選手のインタビューはイチローの凄さがよりリアルかつ身近に感じられ、新しい視点でイチローを見ることができると思います。
全体として、イチローを外から多面的に見れるという点で読み応えはありますが、イチロー本人の考え方を知りたいと言う方にはオススメできません。
気になる作家が何人も入っていたので買ってみた。
とても面白い!すべて新作。豪華です。ラインナップは、
佐藤雅彦+植田美緒、田名網敬一、清家美佳、大山慶、
しりあがり寿、束芋、宇田敦子、相原信洋、伊藤高志、
しまおまほ、和田淳、村田朋泰、古川タク、九里洋二、
山村浩二、岩井俊雄。
特に面白かったのはまず
佐藤雅彦+植田美緒。
そして美術館でも展覧会を開催している束芋、村田朋泰。
やっぱりセンスがいいし、すみずみまで行き届いていて、
ずっと見ていられます。
しりあがり寿ははじめてアニメーションをつくったようだけど、
「ばかばかしい」センスと笑いのセンスにたけているので
十分面白かった。絵も動きもシンプルなのに。
山村浩二も、いつもより時間がなかったとコメントしてますが、
やっぱり「見せる」ことを強く意識して質が高いです。
DVDのほかに、セットでコンパクトな本もついているし、
全般的に質が高いのでとてもよい!と思いました。
一見、何のことが書かれているか分からない「タイトル」を見れば分かるように
よく構想を練られて作られた本です。
内容は、40代、50代の人に向けた生き方論です。
大手企業のサラリーマンからフリーに転身して生きる著者ならではの、充実した人生の
送り方が紹介されています。
特に面白かったか所は、組織の役職の考え方。年齢があがり、役職を持つと、自然と現場仕事から離れて
接待やら会議とかやらに時間を謀殺され、一人の人間としての力がつかない。だから、40、50代くらいになったら
早めに独立して自分だからこそできる仕事を持った方がいいという部分です。
たしかに、40、50代の人たちが価値的な仕事につけれない会社は、
部下から見ても上司を魅力に感じない組織でもあると思うので、ほろびていくと思う。
年齢が上に行っても、マネジメントだけでなく、常に現場の空気を読みながら仕事できる人間になりたいと思わせて
もらった本です。
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