2006年は帝国創立800周年とともにモンゴルは内外にチンギス・カンを大きくアピール。ウランバートル国際空港にチンギスの名を冠し、チンギス像を正面に安置した中央政府庁舎の改装はその象徴と言えます。1990年の民主化とともに現地調査を許され、文献史学に加えて、考古学の側面からチンギス研究を推進して“世界”の第一人者たる新潟大学・白石博士。今日までの研究成果のハイライトといえるチンギスの霊廟・アウラガ遺跡(ヘンティ県)の解析を軸に、純粋なハングリー精神と「質実剛健」な人物像、後宮組織及び弟と子供への領域の分封、遊牧民としての季節毎の宿営地移動を描き、また鉄資源獲得と「製鉄コンビナート」による武器供給体制、食糧生産と併せて築いたチンカイ兵站基地から、ビジョンと実務に長けた側面を投影します。シャーマンによる神のお告げで王となった経緯、58歳の時、将来を憂い1万4000キロの旅を要した全真教(道教の一派)の長春真人を呼び寄せて「不老長寿の秘薬」を求めたエピソードも。また霊廟は16世紀初頭に現在の中国・内モンゴル・オルドス地区に移転(今日、そのエジン・ホローにある1956年建立の「チンギスカン陵」に相続)。以降、霊廟をその象徴とするモンゴル人のチンギス崇拝は時の政治に翻弄され、モンゴル人を自陣に繋ぎとめる目的で清朝皇帝から始まり、現代中国では抗日意識も相まって毛沢東ならびに蒋介石に厚く保護される過程に。翻って共産主義下のモンゴル国内ではチンギスは批判のターゲットとなり、チンギス研究者は粛清の運命に。このような紆余曲折を経た800周年であることを実感します。著者が最後に言及する、アウラガとその周辺を文化遺産として保護、「チンギス・カン研究センター」をつくる意見には大賛成です。
本放送の深夜番組的なヌルさもキープされているし楽しめた 何より、特典映像の総集編が「まさにあみニコ」的な面白さでわかってる!と思った (森井さんの第一印象うさんくさい人wとかで)
個人的には「良い散財した!」って感たDVDだったので 番組全く知らない人も 1000円以下になっていたら買ってみてもいいのでは?? と勝手に思っています(基準はテキトー)
最近、注目されている炭素材料。その基礎から最先端技術までが非常に分かりやすく書かれている。もちろん、カーボンナノチューブについても触れている。大学院生だけでなく、学部生・高校生でも読むことができるのではなかろうか?炭素材料に興味を持っている方にお奨めできる一冊です。
PSPゲーム「フォトカノ」の攻略本。
会話に撮影にイベントにと、とにかくデータがやたら多いゲームなのですが、本書はそれらの要素を「ほぼ」全て掲載。 各キャラのマッチング会話に関するデータやイベントの発生条件は詳細に記述されていますし、 誘った回数によって撮影出来る内容が変わる下校デートなどの注意点についてもちゃんと触れられています。 全キャラの衣装やオプション、フォトセッション時の基本的なアングル(場所・ポーズ毎に変化する)や、ボーナスキャラである「アホ毛あっぴー」の場所など、 ビジュアル的な要素はちゃんとスクリーンショット付きで載っているのも嬉しい点です。
このように欲しい情報は「大体」入っているのですが、体育と家庭科の時間割に関する記述がないのがちょっといただけません。 フリーフォトセッションではギャラリーへの写真の追加が行えないために、ギャラリーの充実のためにはこのデータが必要不可欠にも関わらず、です。 このため時間割についてはゲーム雑誌のバックナンバーを持っておくなり、自力で調べるなり、ネットで調べるなりしなくてはなりません。
下校時に昇降口で各キャラと出会う確率は均等であるというのも、実際にプレイしていたらちょっと耳を疑いたくなるような話ですが…… まあ攻略本が言うのならそうなのでしょう、きっと。
この本を買えば完璧!というわけではないのが惜しいですが、とはいえこのゲームを遊び尽くそうと思うのなら必携の書である事は間違いありません。 ちなみにイラストや設定資料について多くを求める場合には、夏発売予定のビジュアルファンブックを待った方がいいかも知れません。 こちらはあくまでゲームの攻略本です。
作品自体は面白いと思います。作品に罪はありませんが、単品全13巻で8万近くしたものが2、5万で買えてしかもディスク枚数も減り、コンパクトです。まだ買ってない人には非常にお勧めですが、単品を揃えたものとしてはバカにしてるのかと思います。こちらが出るまでまてばよかったですね・・・この商品に関しては非常にお得なので持ってない人は購入して損はないです。単品がなかったら間違いなく☆5ですが、あまりに単品購入者をバカにしてるので☆ー2です。
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