それまで選手権1,2とか知らなかった者です。コールとはとか考えだすと浅草キッドの判定はう〜んと思う部分もありますが、こ〜んな感じのイベントを選手権形式でってのりでみると楽しかったです。 男子寮、面白かったですが、個人的には1回戦1戦目のチームのジョジョ立ちコールが楽しかったし、もっと見たかった(ショップのプロモーションでそこだけ流れてて買うきっかけになったのもこのチームのです)。
鈴木その子や江頭2:50の話は泣けた。豊富なボキャブラリーを巧みに使い、事実をより事実に見せる筆力がすごい。芸人だけでなく物書きとしてもファンになりそうだ。
電車の中でなどでは読まない方がいいかもしれません。単行本を読んで笑ってる人間など、変態だと思われてしまいます。 活字で人を腹抱えるぐらい笑わせるのは至難の業ですが、彼らは難なくこなしてしまいます。 業界の裏話あり、感動のプロレスねたあり、笑い満載の一冊です。
ビートたけしの浅草キッドは「誰でも」と言う言葉を越えて「世界の人にも」薦められる一冊になっている。 私がこの本を読んで一番感動したのはMANZAIブームやひょうきん族などのビートたけし黄金時代の頃のエピソードを決して語らず、ストリップ劇場での下積み話を軽妙な文章で書かれているところに胸を打たれた。 浅草の人達の粋で優しく面白く、馬鹿でずるくて涙もろい。人の様々な感情をビートたけしは吸収したんだとこの本で教えられた。
是非、夢を諦めかけている人に読んで欲しい。読み終わった後に絶対にこう思うはず 「いつか俺だって」と。
名曲「修善寺で別れた大宮の女」と「大宮で別れた修善寺の女」が収録されて良かった。久々に新曲をリリースして欲しい。
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