彼の両親の反対にあって駆け落ち同然で同棲をはじめた主人公だが、お金はないし彼の態度は日々悪化の一方。極貧生活の中で、彼の夢を応援してあげたい気持ちと、自分の理想との葛藤に揺れる主人公。 主人公がとにかく健気でカワイイです。読後無性に幸せな気分になれること間違いなし!
なぜこれが今…?という、
ちょっと意外に思った今さらながらのDVD化。
しかし、これはDVDにするに大賛成の傑作ドラマでした。
内容は男同士の友情なのですが、二人とも“底辺”なのです。
一度、底辺に落ちてしまった者同士が協力したり喧嘩したりで、
それでも一緒になって這い上がっていくストーリーが、見てて面白かった。
木村拓哉も、今でこそ「何に出てもキムタクはキムタク」
みたいな言われをされる事もよく見受けられますが、
まだこの頃は若くて新鮮なイメージの彼を見る事ができます。
恋愛も絡んでくるのですが、石田ゆり子さんや戸田菜穂さんもみんな美人。
本当に若さと前向きなエネルギーに溢れるドラマで、
最終回まで含めて脚本の出来は良かったと思います。
傑作とまで思うかはまた人それぞれなんですが、
最悪でも“時間の無駄”みたいな事にはならないドラマだと断言したいです。
見て損はしません! お薦めの星5つ。
舌を上に付けるか、舌に付けるか。 たったこんな小さな違いで、身体全体にこれほどの影響が出るとは! これが、この本を読み終えた後の、率直な感想である。
本書の著者である宗廣氏は、歯科の開業医。 顎関節症の治療が、歯科医にとって大変難しい分野なので「深入りしない方がいい」との上司のアドバイスをきっかけに、かえって興味を持ったという。 顎関節症の患者さんが、頭痛、肩こりをはじめ、うつ、糖尿病、リウマチに至るまで、あらゆる疾患を伴っていることに気づく。 逆に、顎関節症の治療による、噛みあわせの改善で、他の症状が軽くなる症例を数多く経験した。
こうした事例から、噛みあわせと姿勢の科学的な根拠や因果関係を追求した上で、たどり着いたのが「舌というものの存在の大きさ」だったという。
著者が、患者の歯だけでなく、健康全体に奉仕しようとして探究した経緯を含め、興味深く、説得力のある「舌が大切な理由」が明快に書かれている。 母乳による子育てが、栄養成分的に大事なのは、当然のように思っていたが、舌の大切なトレーニングにもなっていたことなどは、「目からウロコ」ものであった。
様々な角度から根拠を明確にした上で、絶えず舌を上あごに付ける「舌の吸盤化」が、身体全体や脳に及ぼす効能と、それを身に付けるための具体的方法が紹介されている。
「お金のかからない、とってもお得で手軽な健康法」(著者)が分かりやすく書かれた著作としてお薦めしたい。 ※厳密に言うと、本代だけはかかります(当然か……。変なツッコミですみません)。
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