人気ゲーム「スターオーシャンセカンドストーリー」のアニメ化。 この巻のハイライトは「月光花」。 よくよく見ると、全く関係ないように見える天才発明美少女プリシスと主人公クロード達の行動に関連性があって、ラストになだれ込んでいくさまは、脚本の素晴らしさが光っている。 他にも仲間同士の友情や、町をピンクの巨大メカが暴走するシーンなどが見ていてとても爽快だった。
アニメ「スターオーシャンEX」で使われた音楽を納めたサウンドトラック。 美しい曲調の音楽なのだが、暗すぎたり、ホラー味の強い曲もあり、全部聞くより選んで聞いた方が良い。 同じ旋律のアレンジが多いので、その辺も好みが別れる所だと思う。
最終巻、物語は完結します。 最後まで安定した絵柄、物語の要点だけを集約しているので読みやすい。 ただ、ストーリーを集約し過ぎているが故に、次から次へと新キャラが出ては消え出ては消え状態なので、ゲームを未プレイの方は混乱するかも。 そして、個人的に最大の残念は、物語の後日談がなかったこと。漫画だからこそ、後日談が欲しかった… ともあれ、最後まで丁寧に描かれているので、ゲームを思い出しながら読んでみることをオススメします。
人気ゲーム「スターオーシャンセカンドストーリー」のテレビアニメーション化。 通行証をチンピラ三人組に盗まれる「潮風~ハーリー~」から天才発明美少女プリシスが登場する「発明少女」の回を収録。 見どころはプリシスと幼なじみで病気のために余命幾ばくもないと宣告されたエラノールの友情。 自分の死を予感し生きるのをあきらめてしまっているエラノールに対し、プリシスが取った行動には相手にたいする深い思いやりの心を感じた。
人気ゲーム「スターオーシャンセカンドストーリー」のアニメ化。 この巻のハイライトは主人公・クロードとヒロイン・レナの再会の回。 このアニメでは恋愛はあまり明るいイメージでは描かれていない。 それどころか恋愛することが足を引っ張ってしまうことすらある。 特に恋人を追う美女オペラとレナの会話に、「恋愛することってスバラシイ」とかじゃなくて、「相手を尊重することの難しさ」が描かれているように思う。
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