素直な作品。しかし非常に印象深い。
大食いの霊感が強い女の子・尽子が主人公。 あえてわかりやすく言えば、ギャル○根が霊能力を持つ感じ。(キャラクターは違うが) 内容は、幽霊・怨霊を通じて日々の些細な問題を解決していく物語。
構成がしっかりしているので、あっさりすぎる程に読みやすい。 また少女コミックならではの幽霊描写・表現が巧みである。 少年漫画「地獄先生ぬーべー」とは似て非なるもの。 一読の価値あり。幽霊好きならなおよし。
今後に期待できる良作。
主人公は自分の意思をきちんと持っていて、それを親に反対されながらも「愛の為」に貫いていく、しかも主人公が好きになった子もそれをちゃんと受け止め、戸惑いながらもそれを受け入れているところがよかったです。性別なんか関係ない!好きになっちゃったなら男だろうが女だろうがいいと思う。頑張れ!と応援したくなっちゃうような作品です。
(たしか)福岡のAutomatic Kissというレーベルから発売されたインディー盤。
ルーツロックをお手本に徹底的な洋楽嗜好である為、音楽的に耳の肥えた玄人向けといった印象。 素人お断り!の匂いがぷんぷんするところが潔い。
どのパートのアレンジもセンスがよく練られており、特にドラムのプレイが冴えている。
リリースから10年以上経っているけど、今聴いても普通に良い。是非。
惹かれあう少年少女。しかし少年は修行のため遠方へ。少女は遊女にならざるをえない運命。 抗えない何かによって打ち砕かれていく二人の儚くて脆い恋。 ・・・人身売買が一般的だった時代の恋物語は、底辺の人々の嘆きと悲しみがあふれている。
コスメ業界でなくても通用する社会です。商品の使い手が恋愛女性でもあり、売り手が仕事女性でもなければいけない、そこがポイントだと思いました。主人公の成長がトントン拍子に見えてしまうのはきっとあまり挫折が描かれていないから。でも社会の構造が深く描かれてあって楽しめました。ラストちょっとした衝撃もあります。
|