UKでは,スパイスガールズにつぐ成功した女子グループという記述もあるけれど,メロディーはそう耳に残るものではありませんでした。それよりも,バッキングのアナログシンセっぽい音源と,これもアナログっぽいエレキベース音が目立ちます。たぶんゼータ2のシンセを使っているような気がします。FX的にシーケンスを刻むこれらの音が特徴かなあと思います。
リズムのノリを楽しむにはいいかもしれません。
3曲目のラウンドラウンドが気に入ってます。やっぱり全英で1位をとっただけあって、かっこよかった!!まだ聞いてない人は、ぜひ聞いてください。オススメ!!!!
個人的にはおそらく3年はヘビーローテーション必至となった前作「エンジェル・ウィズ・ダーティ・フェイセズ」から1年余り、さらには先行シングルのトラック1のキャッチーさから、相当期待に胸が膨らんでいました。しかし、長い目で見れば前作を越えられなかったアルバムとして記憶されることになると思う。逆に言うと前作があまりに良く出来ていたということです。 プロデューサと曲との相性の良し悪しが曲によってかなり出ていると感じます。シングルとなった1、9、10がメロディの良さを素直に出しているという点で印象に残る仕上がりであるのに対し、他の曲の中にはメロディやコーラスは悪くないのに、ビートやアレンジの方が印象に残るという結果になっているものがあります。それによって、トータルとしてアルバムの印象を前作よりやや薄いものにしている気がします。前作はどの曲をとってもメロディとアレンジの両方が一つとなり、彼女たちの個性をつくっていたのですが、今回は(曲によっては)散漫になってしまった感じ。それでもこれだけの力作にはなかなか出会えるものではないのですが。 4作目は同時にDVDでプロモ集とかも期待します。ハイディ命!
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