介錯先生おなじみの、たくさんの要素が詰め込まれたカオティックな(笑)漫画です。 私はアニメのOPのきれいさに惹かれて原作も買いました。 (言うなら学園コメディ+恋愛+メカアクション+ファンタジー+少女漫画、かなぁ) 好き嫌いの分かれる作品かとは思います。
主人公の白鳥空ですが、ちょっと感情移入しにくいキャラです。 けして嫌な子というわけではなくて、彼女なりに考えて動いているのですが せつなの強さのせいか、1巻時点ではいらない子に見えてしまったりも。 また京四郎は、せつなに対する命令や態度があまりに酷で、 逆に空には優しく、その温度差は読んでてつらいものがあります。 メインキャラなのにも関わらず、良い部分が立ってないのが残念です。
物語の鍵である、人間ではない絶対天使と呼ばれる戦闘兵器ですが、 この絶対天使はとても魅力的に描かれています。 反面悲しいエピソードも多く、思わず涙がこぼれそうになる場面も多いです。
一般の方におすすめするにはいろいろな問題点はありますが、 絵は安定してきれい(個人的には神無月の巫女より上手くなってると思います) 女の子は愛らしく、男性は美形に描かれています。 歴代の介錯先生のキャラがアレンジを加えられて総出演しているので、 好きなキャラを探してみるのもまた一興かと。
妙にキャラの立ってる魅力的な登場人物から飛び交う、おもわず赤面しかねない
ポエムな台詞が印象的な異色の作品。音楽も綺麗で独特の世界観がなんともオンリー1の
雰囲気を形作ってます。原作者・製作会社が同じ別作品、神無月の巫女と構成が一部
似通っているのですが、これは壮大なファンサービスとも言えるでしょう。どちらを先に
ということはないですが、思わずニヤリとしてしまう台詞等がありやっぱり両方とも
観るとかなり楽しめます。バトルもありつつ全編通して切ない恋愛物語の様相を呈していて
各キャラクター達の気持ちの行方はどこへ向かうのか?見所はたくさんの作品です
正直に言うと心情表現などの面で若干物足りない感じは受けたのですがDVDでは
追加エピソード・オーディオコメンタリー等特典も多数あるので期待も込めて
星5つにさせて頂きました
介錯先生の集大成とも言える愛の物語「京四郎と永遠の空」最終巻です。 今回は京四郎の視点で物語が描かれています。
相変わらず主役級である空と京四郎の描かれ方が微妙で、 ふたりとも本来普通のいい子のはずなのに、幸せそうなシーンで よかったね…!と心から思えないのがもどかしい。 絶対天使や、ミカやソウジロウといった姉、兄たちが魅力的なだけにもったいない。 しかしこの漫画版では、せつなに多少の救いがあったので納得ができました。
介錯テイストを色々つめこみハイスピードで突っ走ったようなこの作品ですが、 全体的には笑いあり涙あり、きれいにまとまっていたと思います。 「神無月の巫女」の姫子・千歌音の幸せそうな姿も見ることができるので、 この二人のファンにも楽しんでいただけると思います。 (大神くんはほとんど絡みませんが…) 欲を言うなら、せっかく「スター・システム」を用いているので、 もっと各作品のキャラにスポットを当ててくれたらよかったかなあ…
メディアミックスが盛んなのが介錯作品の特徴ですが、 この「京四郎」も媒体によって少しずつ違う解釈ができるラストになっています。 アニメだけ見たという方には、ぜひこちらの原作もおすすめしたいです。
作品中で使われていた曲がとても気に入っていたので購入してみたところサントラには入っておりませんでした。サウンドトラックというよりは選りすぐった曲のみを扱ったアルバムという印象でしたね。
数分もある曲なのに何故カットされてしまったのかは分かりませんが、お気に入りだっただけにかなり残念です。
テレビで見て1、2巻同時購入しました。 絵が可愛かったのと、同時にSF入ってる?という気がしたので。 読んでみて、つまり主人公の空ちゃんは自分はごく普通の女の子だと思って、恋愛もしたいし憧れもある…でも実は………っていうこれからの展開が楽しみです。
ハマっちゃう人はハマっちゃうんじゃないかな〜萌え?(笑)
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