1983年リリース。 『Scary Monsters』発売後は主に俳優として活動していた彼が、満を持して発表したEMIからの第1弾アルバムであり、旧来のファンの困惑を他所に全英1位、全米4位を記録し、彼の全キャリア中最大の売上を記録した究極のポップ・アルバム。『戦場のメリークリスマス』撮影中にバディ・ガイやジェイムス・ブラウン等を聴きながら作品の構想を練っていたという彼が、新作のプロデューサーに指名したのが後にマドンナの"Like A Virgin"等を手がけ一躍スーパー・プロデューサーとしても名を上げることとなるChicのナイル・ロジャーズであり、最終ミックスを委ねたのが巨匠ボブ・クリアマウンテン。当時完全なる無名だったSRVを起用したタイトル曲【3】やイギー・ポップとの友情を感じずにはいられない【2】など名曲多し。
ジギー時代の美しいボウイが見られる貴重なドキュメントフィルム。 何度も見てきたはずだがDVDを手に入れて本当によかった。 まず以前は篭っていた音がリマスタリングされ5.1chサラウンドになり臨場感とクリアなサウンドに驚きました。 特典として当時のサウンドプロデューサー、トニービスコンティーと監督D.A.ペネベイカーによるコメントが収録してあり当時のボウイにまつわる興味深いエピソードが聞けます。 30年以上前だというのに全く色褪せず、むしろ新しくさえ感じる。 この頃のボウイは間違いなく天才でしょう。 パフォーマンスも奇跡といっていいくらい完璧! ちなみに数年前に公開された映画「ヘドウィグアングリーインチ」が好きな人にもお勧め。私はヘドウィグ中毒になりましたが、こちらが元祖です。 二本見比べると色んな発見があっておもしろいです。 これ以降のロックに多大な影響を与えたことがわかります。絶対おすすめ!
すいません、お金がなくて、まだ買いませんが、絶対欲しいものリストの一つです(^^)v
なんせ曲がいい。 教授、デビットボーイ、たけし、ヤバイ配役だよ、これ。 エロいなぁ(;^_^A
大島渚はエロい! 彼に禁色を映画化して貰いたかったが、それは無理だったのかな、時代背景?
巨匠が残した遺産はしっかり後世に伝えたいです。
先ず選曲ですが、ヒット曲が中心です。 「リアリティ・ツアー」という名の通り、彼のキャリアの集大成なんでしょうね。 曲のアレンジも自然体でよかったです。 70年代のシアトリカルなステージとは違い、年齢を経て(当時よりも地味ながらも)方向性がカチっと決まった印象を受けました。
只、アルバム「リアリティ」以降、第一線での活動がなくなったのは残念です。 実質的にはほぼ引退状態だそうですが、それはそれでよいのかもしりません。 70年代はじめからのファンとしては寂しさもありますが...
只、私の個人的な心残りは、アルバム「Outside」に続くはずだった「Inside」が完成しなかった事です。 あの頃のBowieは「Twin Peaks」に相当傾倒していたみたいで、ライナーノーツは小説並みでした。 「早く続きが聞きたい・読みたい!!」と思っていたので本当に残念です。 元々あきっぽい人なのでしょうが? かつては「過去ヒット曲は全て封印する」と銘打ったツアーもやりましたが、 今回はヒット曲全開ですからね。ファンを裏切る(いい意味でも・悪い意味でも)BOWIEもまた彼の魅力なのでしょう。
このLIVEを鑑賞し終え、 彼はロックスターの中でカルトでありながら、ヒーローにもれた数少ない偉人だとつくづく思いました。
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