このアルバムにはローランドシーケンサMC-8、ローランドシンセサイザシステム700等、モーグ以外の音源が使われています。 聞いていても映像が思い浮かびニヤリとしてしまいます。 確信犯の様にどろろが使われていたり、地球空洞説をさり気無く用いたりしている辺りに冨田氏のSFファンとしての側面が見えるからなんですね。 LP時代では、国内盤は英文でメッセージが解読出来たんです。(当時、マイコン誌という本で解読の記事が載ってましたよ。) 逆にアメリカ盤は逆位相でカッティングされていた為、解読不可能だった事実があったんですねぇ。 当時としては高速のターベル社のカセットインターフェイスを用いれば パソコン画面に再現出来るんです。う~ん、古い話だなぁ。 NECとかじゃ、TK-80なんてマイコンが出ていた時代。アメリカじゃ16Bit時代だったかな?。カラーモニターじゃなくてモノクローム。 おぉ!。NECじゃBS-80なんてベーシック言語が走って画面表示が出来る キット(半田付け!)これを先のTK-80に合体させるんですね。 でもこれじゃあアルバムのメッセージは表示出来なくて・・・。そういう背景があったという事です。 手間が掛かったアルバムですから星5つ!。
富田勲氏はオリジナルの音楽とは別にクラシックをシンセサイザーで富田流にアレンジしたシリーズが有名。クラシックファンは完成された曲をいじられることに抵抗があるだろうが、電子音楽になることによって曲を別の側面から鑑賞し、新たな魅力を感じられるようになると思う。ベスト版は秀曲揃いだが、注目すべきは2曲目のホイッスルトレインだろう。これはアルバム「ドーンコーラス」に収められていたタイトルだが、機械的に作った音ではなく星から発せられる電波を変換した音源だけを素材にしている。その為、従来の電子音には不思議な音色が堪能できる。ドーンコーラスが廃盤になっているので、このアルバムは貴重な一枚であろう。
小4のこどもにつられて、何冊かの「ズッコケ」シリーズを読みました。 今までのものは、現実にありそうなことが 物語のメインでした。(いつもその時代のはやりもの)しかし、ついにファンタジーの世界に行ってしまいました。 そう今ハリポタがはやっていますもの なんだかんだ言いながら 面白かったのです。
かつて富士見書房版のドラゴンランス戦記を読んだのは、中学生の頃であった。あのときから、伝説、セカンドジェネレーション、夏の炎の竜、そして魂の戦争とドラゴンランスの物語は進み、私も30歳を超えた。そして今改めて、ドラゴンランス戦記の2巻と3巻をつなぐ部分のストーリーを読めることに、大きな喜びを感じると同時に、筆者がプロローグで書いているように、時計とカレンダーが巻き戻されたかのような錯覚を覚えた。これはひとえに、ドラゴンランスという壮大な物語が、長きにわたって私の中で名作でありつづけたということの証だと思う。一度でもドラゴンランスのファンだった方には、是非読んでもらいたいと思う。
しかしながら、ドラゴンランスシリーズを読むのはこれが初めてという方にはこの本はおすすめできない。関心を持たれた方は、少なくとも戦記を読んでからの購入をお勧めするし、できれば時間はかかるが全シリーズの通読をお勧めする。「ドワーフ地底王国の竜」に登場するキャラクターたちが、その後どのような人生を歩むのかを知っていながら、彼らの若かった時代のストーリーを新たに読むことはまた格別である。ドラゴンランスシリーズは、間違いなく傑作です。
ただ、全シリーズを読破しようにも、なかなか本が手に入らないという現状は大きな問題である。出版社には、全シリーズの再出版を強く希望したい。敷居を低くするためにも、文庫版で安価に抑えてお願いします。指輪やハリポタによりファンタジーが広く一般人にも認知されるようになった昨今、このような名作を埋もれさせておくのはもったいないです。
魔海の近くを航海してみたり、地底王国(○○ー○の住処)を走り回ったり。 街や村のゴタゴタに巻き込まれる普段のスレイSPとは違った雰囲気です。 でも、それがおもしろい! 最近のSPの中では一番傑作なのではないかと思います。 それと、あらいずみ先生の絵もかなり素敵でした。 ギャグ絵もありますが、昔のスレイ(原作)を彷彿とさせる絵もありました。
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