ストーリーや舞台設定のブラックなセンスを受け入れられる方であれば 楽しめると思います。 ストーリー自体はシニカルなドタバタコメディなのですが、 なによりも音と映像が芸術的です。 ベッドのスプリングのきしむ音(と映像)から始まって、各階のアパートの住人達の生活に連動していく映像は特に秀逸。 ブラックな部分を上手に水面下に潜らせて演出したアメリとは違って、 ブラックな部分を前面にだし、でもいやらしくなくセンスよく 仕上がっているところは流石。
バラードの「スピーチレス」「ロストチルドレン」はマイケルの美しい声とハーモニーで癒されること間違いなしです。この2作はマイケル自身の単独プロデュースだそうで。。スピーチレスは「君を目の前にすると言葉を呑みこんでしまう、伝えたい言葉がでてこないよ」というラブソングなのですが最後にアカペラで「例えばそれは、愛してるよっていう言葉だったりするんだ」っていう台詞がある素敵な歌詞なんです。ロストチルドレンには子供たちの楽しそうな声が聞こえてきますが多分プリンス君達だと思います(動画で観ました)6年ぶりのアルバムでマイケルが時間をかけて作ったというだけあって初めて聞いた時は スリラーのようなあっと驚く衝撃はなかったですがマイケルの優しさ穏やかさ大きな無償の愛みたいなものを感じて泣けてきます。何度も聞いてるうちに味がでてくる曲ばかり。スリラーがあまりにも大ヒットで常に比較されがちですがマイケルの曲は沢山の中から選びぬかれたどれも秀作だと思います。アルバムが出来ればいいというのではなく全ての曲がシングル曲としてのポテンシャルを持っていなければ満足出来ないんだよとマイケルも言ってたそうです。今まではステージでも歌えるようなのりのいい曲がよく入ってましたがこのインビンシブルは全体にしっとりした43才の哀愁漂う大人のマイケルが感じられて又違う発見をしたような気持ちになりました。
発売を待っていたEDGEの最終巻!
いくつ物の事件を解決してきたプロファイラーの大滝錬磨の過去の事件も根っこにあり、幼いながらというより、幼い少女だから守りとうそうとできたのか冷静でありながら強い意志を持つ現在の錬磨に繋がる姿がありました。
そして事件の本筋。そこにも錬磨が養い親となる要因になった事件が大きくかかわってくる。
犯行は普通であることをただただ臨みながら激情に駆られて手を下したことからはじまる。犯した犯罪を日常の生活から消しながら普通の幸せを望み続ける犯人は哀しい人だった。
とみながさんの次の作品も期待大です。犯人あてのミステリーと一味違うプロファイラーとい立場からの事件解決。ホワイトハートという少女文庫の作品ですがミステリーファンでも楽しめるものです。
この巻は妖精の姿を模した使途との対決です。 手下である昆虫型の怪物、音速の速さで空を翔る使途との対決が見ものです。そして注目すべきなのは主人公ガッツの使途達への憎悪。 この巻に収録してるロストチルドレンの章はベルセルクの中でもっともベルセルクらしいと言える章です。 重厚なストーリー、魅力的なキャラクター。日本、いや世界最高のファンタジー漫画。是非とも読んでみてください!
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