あのIWGPのスペシャルのDVDナリ これにはドラマにも出てくるメーカー、ワイヤープラーの特製Tシャツが付いてくる! 本編も楽しいし、友達に絶対自慢出来るTシャツもあって、 一万でお釣りが来るなんてマジ最高!!!
池袋ウエストパークのなかでマコトが聞いていたクラシックが選ばれています。選曲は作者の石田衣良さんが担当しています。池袋ウエストパークを読むときのお供にぜひ1枚。
シリーズ9作目。
著者の流れるような文体はデビュー時から色褪せることなくこの作品でも感じることができます。
08年〜2010年当時、著者は他のメディアでも頻繁にマネーゲームへの批判をしています。ゆえに、
今回のマコトのセリフ、視点は他の同シリーズと比較しても著者の意見、世界観を多分に反映しているような気がしました。
個人的な思いなのですが、時事の話題を題材にしている本作品であるからこそ、
出版社を通さずに、appstore、amazon、アンドロイドマーケットで直接配信できるようになると面白いかもしれません。
池袋ウエストゲートパークの8作目。
常にその時々のニュースや社会問題を扱っているIWGだが、
今回は、
○千川フォールアウトマザー シングルマザーと幼児虐待
○池袋クリンナップス 格差社会
○定年ブルドック 携帯で撮った写真を利用してのゆすり
○非正規レジスタンス 低賃金の派遣社員問題
の4作品。
フォールアウトマザーは、最近2010年に起きた、シングルマザーが幼児二人をマンションに
置き去りにして餓死させた事件を思い出し、思わず、初出年月を確認したら、2007年だった。
現実に起こった事件を先取りしたような作品だったのだな、と改めて作者の慧眼に感心した。
すこし度が過ぎていて怖いが当時は普通に何気なく見ていた。クドカンはやっぱりいいな。今売れているのはクドカンの抜群の脚本センスだと思う。
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