活動休止明けで出した初のオリジナルアルバム。
以前までの彼の曲はシングル曲で良い曲がたくさんあったが、アルバムとしては何度も聴きたくなるようなものはなかった。
アルバムのコンセプトがはっきりしていて「歌を歌う」という原点に戻り、シンプルなサウンドで彼の歌声を最大限に強調しているように思える。
特にラストの曲、「Fellow」はギター1本で奏で、声で勝負しているまさに男の歌である。
捨て曲は1曲も無いので買って損はない。
福山雅治のキャリアで渾身の最高傑作と自信をもって言える。
手塚ファンにとって素晴らしい本が出た。ファンクラブ初代会長でもある二階堂氏の手塚作品との半生記である。もちろんそういう本来の意味でも興味深いのだが、それにも増して、図版を非常に多用した手塚作品の変遷記として貴重である。現在手に入れられる版にはないエピソードや画面が山ほど載っていて、見るからに垂涎ものである。手塚氏の(悪?)癖で、雑誌連載時からの変更は勿論、同一作品でも出版されるたびにどこかに手が入っている。手塚治虫全集に収められた諸作品が、どこか自分の記憶と違う、と思ったらそれは大抵正しい。全集には収められなかったエピソードは非常に沢山あるし、改変されたコマはその何十倍もあるはずだから。この本は、手塚作品のそういう面について、あの「手塚治虫の奇妙な資料」に続いて豊富な標本を提供してくれる、希有な本である。それにしても、校本宮澤賢治全集なみの、各刊本の異同を含めた真の手塚治虫全集は見果てぬ夢なのだろうか。代表作品だけでもいい、どこか出してくれないだろうか(無理だろうが)。
「いや、ないだろ」って部分もままありますが、割と許せちゃう範疇じゃないかな、と。
雰囲気作りとキャラ立てで勝ってると思います。BL、特にリアル(実写)になればなるほど
「なんでこの人達はお互いが好きなんだろう、お互いじゃなきゃダメなんだろう」と
そういう疑問を持ちやすい気がするのですが、その辺を上手くキャラ作りでかわしてると思います。
きっかけは恋だけど、愛が育つ過程はどちらかというと親と雛の関係に近くて、
どんなに好きでも共依存の関係はよくない、と、だからこその選択ならばラストも納得出来ます。
でも救いがない訳ではなくて、ちゃんと前に進もうとしているのがいいですね。
安易にめでたしめでたしや死にオチに持っていかず、この先遠くない未来にハッピーエンドがあるのかも…?
っていう、ふんわりやさしく、甘い夢を抱かせて終わらせてくれるのがこの作品のいいとこだと思います。
音楽と言うモチーフを使うだけあって劇中の音楽がやさしくてステキ。特にエンドロールの曲が凄くいいです。
「ああ、これから会いに行くんだな」って気持ちにさせてくれちゃう。
また、最初ゲイという真樹のキャラを使って他の人とのベッドシーンを入れる代わりに、
流唯駆とのふれあいは最低限にとどめて、真樹の暖かさを引き出してあげてるのがとっても好印象。
体どうこうの関係で流唯駆の気持ちをを無理矢理恋愛方向に持っていかなかったっていうのはかなり評価出来ます。
その上でBLじゃなければ出来ないお話としても及第点には達していると思います。
それから役者さんがみんなお芝居上手なのも良かったです。
メイン2人は身長差、肌の色、声質、顔の系統など見た目や印象のバランスのよさも上手く出てたと思います。
また、脇の来果&忍はいるだけで画面が締まりますね。
栗原瞳さんを始めエキストラに女の子が沢山いるのも良い意味でリアリティがあったと思います。
私は内山さんが購入きっかけでしたが、渡さんや早田さんにも興味が湧きました。
彼らのどこをどう映せば格好良くきれいに映るか努力されてると感じましたし、
それだけ役者自身の魅力を引き出すことに成功していると思います。
素の部分ではメイキングを始め、NG集や座談会など特典映像も素直に楽しめますしなかなか充実しています。
マイナス点としては来果の存在を上手く扱いきれていないこと。
出だしは悪くないのに、中途半端な立ち回りになっていて可哀想でした。
それからネーミングやこういった通販関係に置いてある短い説明文はなんとかして欲しいです。
ただでさえとっつきにくいジャンルなのだから、もう少し気を遣って欲しい所です。
少なからずこの文章などで購入を迷ってる人はいると思います。
少し甘めにつけている部分もありますが、もったいない部分を抜いても程よくまとまってますし、
BLが得意じゃない私でもこの作品は好きだと思えます。
特に気になる役者がいるなら一度は観てもいいんじゃないかなと思います。
ジャパハリのアルバムは全て持っているジャパハリファンなのですが、 ソロになってからジャパハリっぽさが全く無くなったのが残念です。 元々作詞作曲のほとんどを鹿島公行さんがやっていたので、 この変化は至極当然だとは思うのですが、 やはり前々からのファンとしては少し残念です。 彼も「贈りもの」や「最果ソング」などの良い曲を作っていたので、 今後そのような曲が出てくることを期待します。
先日子どもの生活発表会を見に行ってきました。そのときの発表曲が「このスーホの白い馬」で、ときには元気の出る曲が、ときには美しくも悲しい曲が物語の展開とともに進行していくのですが、全体的にメロディアスで親しみやすく、こちらも思わず口ずさんでしまいたくなるような曲です。
発表会が終わり帰宅してからも、興奮冷めやらぬ様子で子どもがまた歌い始めるのを見て、これなら買うしかないと思い買ってあげました。今では子どもの大のお気に入りになっています。
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