本作に出会ったのはちょうど高校に入学した頃、それは「将来への漠然とした不安」の前に不意に現れた異様にリアルな音楽だった。まずは主声であるJ.モリソンが特異な存在だった事が大きな要素なのは確かである。読書や詩作に耽る青年の「覚醒へと導く力」との出会い、やがて「聴こえてきた演奏会」が本作と次作の主たる素材となっているのだという。まだアルコールで曇る以前の明晰な頭脳から生み出された言葉は、衝動・孤独・別れ・性愛・死・原罪など普遍的なテーマが多く、彼を盛り立てる個性溢れる3人と的確なプロデュースによって決して朽ち果てない音楽としてここに残ることになったのである。
幾つかの曲でモリソンの声を2重に被せるなどのギミックはあるものの、全曲フェイドアウトなし、クラブ演奏からそのまま持ち出されてきたような生々しさが特徴である。大ヒットしたLight My Fireはやはりこの作品の鍵であるが、ロビーのラテンの素養から誕生し、レイの独創から生まれた強力なイントロを持つこの曲は性的極点を完璧に表現しえた芸術でもある。恋人との別離をケルト神話に絡ませたThe Crystal Shipの甘い囁きと、Back Door Manの壊れた大砲のごとき暴力的な咆哮が共存するが、それはそのままドアーズというバンドの性格を物語っているようにも思える。何しろデビュー作で終わりを歌ったバンドなのだから。
すごい古くさくて90年代半ばの象徴のようなサウンドばかりです。それが今聴くとすごく懐かしい。東芝EMI時代の最初で最後のアルバムです。この翌年安室の意向ではないと思われる「オリジナルトラックスvol.1」というベストアルバムが安室奈美恵withスーパーモンキーズ名義で発売されましたがあまりよくありませんでしたし、ビジョンの安室奈美恵のディスコグラフィにも記載されていませんし、あまり売れませんでした。このダンストラックスは現在、廃盤になっている為新品での入手は困難ですが中古で綺麗なものを入手出来たのでたまに聴いています。 小室時代のアルバムより出来は良いような気がします。
本作も同じ登場人物のお話3つという構成で
とっても嬉しいです!テンションあがります。
内容は優等生と年下不良男子のお話。
(不良といっても遊び人という意味のようです)
そして今回の『私のときめきポイント』は、
こちらの≪フーレズ≫です。
1 じゃ 俺で我慢して→『あなた』がいいの!って思っちゃう
2 俺に しがみつけば→あ``〜!こんなこと遊園地で言われてみたいです
3 何 今 見つめ合いタイム?
じゃ 俺も →『見つめ合いタイム』?そんなのあるの?これ、いつか使わせていただきます。
は〜っ。。。いいですね〜、何度読み返してもいいですね〜
私は残念ながら優等生ではないですが、「真面目」ではあったので、
自分と重なる部分がとても多く、不良男子を今の「私のお気に入りの人」に当てはめて、
↑の3つのフレーズを言わせて(もちろん妄想です)かなり楽しめました。
相手が年下の場合、自分に嫉妬してくれるってすごくうれしいですよね!
以下は2チャンネルのSACD層を聞いた感想です。
いろいろSACDは持ってますが、これほどミュージシャンの世界観を表現するのに、
音の良さが効いた例は知りません。
漆黒の闇の中に、深遠なる詩と謎めいた伴奏が浮かび上がり、
実にセクシーな一枚です。
DVD−Aよりボーカルやオルガン、シンバルの音がよく伸び、よく走る感じで、
さらに生々しく聞こえます。
SACDは滑らかでノイズレスなアナログレコードを聞いているようです。
演奏が突如盛り上がる部分でのエネルギー感の表現もDVD−Aより狂おしさを感じます。
今度こそDOORSのサウンドの核心に触れた気がしました。
できるだけいいSACDプレーヤー、いいオーディオシステムで大音量で聞いてください。
今回、私は不覚にも感涙が流れるのを抑えきれませんでした。
デニス・ホッパーは亡くなったが若い時は無茶苦茶な生活で74歳だから大往生である。この映画はアラン・スミシー名義でビデオを買ったが誰だろう?と訝った。主演は以前大好きなジョディ・フォスターでホンダ・シビック・フェリオのCFに出演、素直な私はプレリュードを下取りに出し買ったぞ。後にフェリオを下取りにマリア・シャラポアのフィットを買った。この映画のジョディはデザイナーでアホな殺し屋ホッパーに終始侮蔑的な態度で面白い。「ふん、あんた馬鹿じゃないの」という調子。フォード・ムスタングのオープン(1968年型のクラシック)を3台乗り継いだと。ところがパンクしてロスの首都高みたいなところが風が強くミニスカートがめくれそうになる。後は書かない。ボブ・ディランがカメオ出演。この映画あたりはジョディーはとても魅力的。どうも「羊たちの沈黙」がねえ。
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