シュールなお話、という印象です。
主人公が魅力的でカッコイイ。コミカルなところもとても良いです。
山岸涼子を彷彿とさせる感じ。
続巻が出たら絶対また読みたい、印象に残る本です。

つい最近、「銀の鬼」の続編が出ていると知り即購入しました。まさか続きが読めるとは夢にも思っていなかったので嬉しさで一杯です!久しぶりの十年とふぶきは多少は変わりましたが、あの独特な世界は健在でさすが茶木先生です!11月には、この続き「幻の男」が発売されるので楽しみです。復活万歳!

そこには私達の少女時代に見た「絹のヒーロー」や「かのこ」のように
キラキラ輝く若く美しい主人公はいませんが、大人になった私達の心の中に
いとも簡単に入り込み、とても心地の良い居候のような。恋人のような・・・
そんなとても人間味あふれる。でも実際現実にはどこを探しても見つからないような
心を揺さぶられる魅力的なヒーローがそこには居ます。

相変わらず何とも癖になる不思議な世界観ですが
茶木先生の愛読者の方ならきっと心擽られるでしょう。

そして。今回も続いてしまいましたっ！！
先生のブログで３巻の軽いネタバレはいただいているので
その衝撃的な真実が、これからのサバさん＆きゃらの運命に
いったいどんな影響を与えていくのか~~~
続きが気になって仕方ない私です('ﾟдﾟ｀；)

それと同じくらい銀の鬼の続きも、変な探偵の続きなんかも読んでみたいな~
と欲の塊になっている私なのですが・・・( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾉヽ
先生にはゆっくり素敵な作品を作っていただきたいものです。