個人的にはこれが何故「TSUNAMI」より売れなかったのか、不思議でなりません。
これぞサザンの真骨頂といった感じの、メロディアスな
バラードです。(おそらく桑田さんの)スライドギターも聴けます。
カッ
プリング曲「世界の屋根を撃つ雨のリズム」はアップテンポの格好良い曲なのですが、歌詞に「ダイアナ王妃の事故死」や「
神戸の児童殺傷事件」などを想起させるフレーズがあるのが時代にそぐわなかったのか、アルバム未収録です。
avex在籍時最後にしてGISHO在籍最後のアルバムだ!1曲目から王道疾走V系ロック「花」は原点に返ったかのように"らしさ"を感じる楽曲だ!ヘヴィなリフやドラムから開幕の「神風SURFUR」もそのままの勢いで駆け抜けるラウドロックで聴きやすいな!続く「hyper chord」「Misery」「Grind Candy」も1曲目同様、らしさ全開のパンキッシュなハードロックだ!「ネオグラマラス」はミドルテンポながらピアノやアコギが良い感じに鳴っておりサビのキャッチーさではアルバム随一かもしれん!「hyper kids」では更にパンキッシュさを増し疾走するぞ!本作では楽曲自体はV系的な曲が多いもののサウンド面では、ラウドロックとハードロックとパンクの中間のような音作りとアレンジをされているのがインディーズや
メジャー初期との違いと言えよう。前作よりも"らしさ"を感じる作品だ!