小原さん初の続きもの。ということになるんだろうか。
世界観、ストーリー展開も独特であるが好感が持てる。
キャラクターの個性のよさ、含みの深さもいいんじゃないだろうか。
今後も楽しみにしてて、期待を裏切らないレベルは達しているでしょう。
こう言った、絶対
メジャーなものにはならないだろうが。
キラリと光る個性と言うのは重要ですね。
読者に迎合せず、自分の描きたいものを続けていく
と言う精神は敬服します。
個性は漫画文化を広げ深めてくれるポイントです。
スーパー
メジャーの定番は、ほっておいてこの様な本を、是非買い支えてください。
昨今は暗くダークな女性ロックが多いですが、この作品は説明とおりの明るいギターロックが根底にあります。アイドル声優さんですが、やはり聴いて気持ちいいものは、良いという観点から充分に楽しめました。
ギターリフやノリノリのビートにキュートな声は相性が良いのです!
シングルの曲が多いのやや難ですが、とりあえず、キラキラしたガールズロックを聴きたいならこれは良い一枚ですよ!
個人的にはもっともっと削ぎ落としたシンプルな骨太ロックに挑戦してもいいと思います!ポップな声も重い声も出せる人なので!
また2ビートで派手なメロコア調の曲にもマッチしそうな声です。
声優、アニメのカテゴリーで聴かず嫌いの人にも届くといいなと思いました!
「二十面相」の名を
タイトルに取り入れているものの、あまりにも有名な原典への回帰とかオマージュという要素はさほど感じられない。「怪盗」という存在が許される、ちょっとレトロな世界観を決定づけるためにちょっと名前を拝借した、というところか。
この1巻では、連載が始まる前に読み切りで掲載されたプロトタイプ的な短編と、長編の冒頭部分が収録されている。どちらも、細部に異同はあるものの、「薄幸の少女が、悪辣な養家から逃げだして怪盗団の一味に加わる。しかし、その後」という粗筋は共通している。
基本的に、こういう世界観は好きなほうだ。でも、それままの展開では、割とヒロインの境遇というのは外部的な要因に規定されているところがあって、二十面相の仲間になったのも、本人の意志というのもあることはあるけど、実はそれ以外の選択枝がなかった、という側面がある。(短編版ではホームレス、連載版では遺産目当ての義父母に毒殺されかかっている)
しかし、一巻の巻末にいたって、せっかく仲間になった怪盗団の仲間は別の盗賊団との抗争でほとんど討ち死に、庇護者であった二十面相は生死不明。後ろ盾を失った、孤立無援の状態で、少女は、あえて汚名を着ることを、「
二十面相の娘」であることを選択するのか? まあ、
タイトルから推察するに、たぶん、そういう方向に進むんだろけど、「自分以外はすべて敵」という状態で、なおかつ毅然として自分自身の進むべき道を毅然として選択する姿というのは、ある種のステレオタイプであることは否定できないにしても、「少年」とか「少女」を主人公にした物語のあるべき姿なのではないか、とも思う。
声優として今、最も勢いのある平野綾さん。
シングルを三ヶ月連続リリースした後、間を置かずに出された今回のシングルですが、
実際あまり良いと感じられませんでした。
自分は前々作「NEOPHILIA」がとても好きで、他にも「God knows...」「First good-bye」
辺りは平野綾さんの声質と曲調がマッチしていて素晴らしい曲でしたが、あれは曲が良かったんだな、と今回の曲を聴いて確信しました。
その人を評価するのに別の人と比較するのもどうか・・・とは思うのですが、声優としても活躍し、歌手としてもとても実力のある水樹奈々さんと比べると、
どうしてもまだ完成されておらず、ビブラートもあまり効いてなくて、才能だけで歌っている感じがします。
(あくまで自分の主観ですが)
今回のカッ
プリングはすべて
英語の詩ですが、発音も聞き取りづらいです・・・
それでも、彼女の声は力強く、澄んだ声色をしていて、自分としてはとても好きなので、
ファンでい続けたいと思います。
平野綾さんは数々の主演・ヒロインを演じてきましたがその中でもかなり地味な部類の作品。派手な宣伝も無く知名度が低いのは非常にもったいない。放送時、けっこう最初の2.3話で切った人も多いかもしれない。かくいう私もそうだ。その事を今猛烈に恥じているし後悔してる。6話以降、一気に物語が動き出し面白くなる。そしてその飛翔のためには5話までの助走が必要だったのだ。あの二十面相の世界観や設定を上手く調理して上質な
作品に
仕上げている。作中の明智の描き方にはもうヤラレタって感じだ。美少女がわんさか出てくるわけではないが、チコ一人でもそれを補って余りある魅力を放っている。今まで特に平野さんのファンというわけではなかったが一気に役者平野綾に惚れました。もちろん、そういった要素を抜きにしても十分に面白い作品です。それにしても、沢城さんと平野さんはあちこちで共演してる気がする・・・なにか引き合うものがあるのだろうか