ブルースリー、赤城圭一郎、宍戸錠、加山雄三等の「ものまね」や
独特でマニアックだったギャグと低音で素敵な歌声が味わえるという
カルトお笑い芸人時代の
竹中直人が満載のアルバム
「スネークマンショープレゼンス」とあるけれど、
ギャグは確かにスネークマンショー風ではあるけれど
まぎれもなく当時の
竹中直人のモノだし、
歌も全部
竹中直人が歌っているし
どこがスネークマンショーなのかは謎。
個人的には、ねっとりと色っぽく聞かせてくれる
「恋のバカンス」がとってもかっこよくてお勧めです。
RC、フィッシュマンズ、斉藤和義、仲井戸麗市、スーパーバタードッグ、加山雄三のカバー、竹中さん本人のセルフカバー、名曲中の名曲ぞろいですね。
竹中さんの映画やエッセイを読んだときの切なくてあたたかい感じが全編漂う名盤です。
「君に星が降る」は坂本龍一作曲でしたか。ドラマ「恋のためらい」を思い出し懐かしい・・。
「恋は
紅いバラ」はスチャダラBOSEのラップが気持ちいい!
カバー第二弾でたら必ず買います!その時は清志郎さん「口笛」とかどうでしょう??
ストーリーは乱歩小説ファンの方にとっては色々あるでしょう。当方も小説はほとんど読んでいますがまあ細かい事は申しません。それ以上に『映像がキレイだなー』とうっとりしてしまいました。ピンとはりつめた空気感(なんか使いまわされた言い廻しで失礼)がキモチ良いです。キリっとしている、というのかなー、なんともイイ感じ。エロいシーンにも清潔感を感じるってオカシイですか。本木も美しい。『映える役者だなー』と思います。羽田も美しい。またまたうっとり。アニメーションから導入なんてそんなのもあるのかーとオープニングから一気に魅入ってしまいます。エンドロールもオシャレ。さいごまでうっとりー(しつこくてスイマセン)。
コメディアン、俳優、歌手、エッセイスト、映画監督…と、実に様々な面を持つ著者、謎多きマルチエンターテイナーである
竹中直人さんの謎が少し解けるようで、また深まるというか、不思議な本です。竹中さんの少年時代から今に至るまでの背景が少し覗けます。竹中さんの心を奪った女性たちのフルネームまで書いてあります。舞台を見に行くほど竹中ファンな私にとってこの本は宝物です。
後書きには、
樹木希林と内田裕也の娘であり19歳にして本木雅弘の妻になった内田也哉子さんから竹中さんに宛てた手紙も載っています。
この本は10年以上前刊行された単行本の文庫バージョンで、映画大好き人間の著者が色々な映画の感想の様なものを書いたところがあり、当時5歳だった私には理解できないところが多々あったので星をひとつ減らさせてもらいました。
火事なんてもうずっと起きてない、静かな町の消防団のお話。
「消防士は待つのが仕事なんです」
そこへやってきたきれいな女性に大興奮の団員たち。
淡々とした日常の中の喜びや悲しみを、竹中監督ならではのマニアックな笑いを織り交ぜながら描いていく。
ちなみに若き日の浅野忠信さん、
津田寛治さんが出演されています。こちらも見もの。