１．「Heart Beatにご用心」：弾けるリズム、一気に高音へ飛ぶメロディーがキラキラ虹色に輝く声で歯切れ良く歌われる。恋にバンドに積極的に活動する結が目に見えてくる。高垣さんの歌唱力に脱帽。歌詞カードには無い「タァッ」「ハッ」の掛け声が熱い。
３．Instrumentalを聞くとちょっと昔を思い出しました。今の流れに囚われず、創作者が自分の好きなもの、良いと思うもので突き進んでいるのでしょう。そんな自由が「神のみ」にはあるんだろうな。
２．「キズナノユクエ」：根底の思いは一つだとしても、いろいろなヒロインがそれぞれの個性で歌うことで異なる歌に進化、展開してゆく歌です。そんな中でも結のこの「キズナノユクエ」はピカイチ。繰り返すメロディーが全く冗長感なく説得力を持って畳みかけてきます。さて、「信じている」の声はどこに入っているでしょうか。
４．On Vocalでは伴奏が大人しく感じ、「Vocalの力こそが引っ張るのでケンカできないとわかっての編曲だろうな」と思ったのですが、Instrumentalを聞くと大人しいことなどなく実に華やか。不思議ですね。まったく別の曲として楽しめます。

「2曲プラスおまけのInstrumental」ではなく「堂々4曲（2曲はVocalあり）」です。

いろいろな意味でテイチク「近鉄全線記録・後編」TEBD38052の１０年後を補完する内容ですね。