キャロルストーリーというと永ちゃんの「成り上がり」と
共著の「暴力青春」があるが、どうしても永ちゃん中心という
感じであった。それはそれで良いのだがこの本はジョニーの目で見たキャロルストーリーで
結婚していたのは永ちゃんだけでなかった事、
ユウが途中で相原誠に変わった真実など、リアルタイムファンで
たいていの事は知ってると思っていたが、新しいエピソードはとても興味深い内容だ。
キャロルがただのツッ
パリバンドでないのはジョニーの存在があったからというのを確信した。
ちょうど、この時期は、永ちゃんがアコースティックライブとして、「YAZAWA クラッシク」を始めた時と時期が重なります。永ちゃんも新しい扉を開けました。ジョニーの第2章の開幕ですか。素晴らしいです。
永ちゃんほど、ビデオが多くないですが、まさに、エルビス・プレスリーそのものです。それを演じているのは、さすが、ジョニーなるなと思いました。
圧巻は、「二人だけで」奥さんだけに歌っただけありまして、感情がこもっています。さすがです。歌詞重視のライブは、永ちゃんの音重視のライブとは、好対照であります。
なんだか、また、キャロルを再結成して欲しいような気がしてきたのは、私だけでしょうか。世は、合併、合併の嵐です。そう言えば、日比谷の公会堂が今年いっぱいだそうです。キャロル、永ちゃん、そして、ジョニーの思い出の場所でしょう。残念でなりませんが・・・
あれれ、ジョニー・B・グッドの時に出てきたのは、お孫さん。ああ、おじいちゃんジョニーですか。そして、サービスがまたいいです。エルビスが、ハンカチチーフでした。ジョニーは、タオル。素晴らしいです。いずれにしても、キャロルファン、永ちゃんファンは、必見のDVDでしょう。