「成せばなる成さねばならぬ何事も」この名言を作った男。
生地
九州から17歳で養子として米沢藩藩主に招かれた。
当時、借金まみれで破綻も同然の"灰の国"、藩士も領民も生きる希望を失っていた米沢を
慈愛、信念、一癖のある人材を用いて豊かな国に改革をさせた。
特に改革の中心者たち"火種"を持たせこの火を絶やさず、人のも移して改革の火を灯し続けるエピソードに感動。
士農工商の垣根を越え、改革に賛同した領民にも"火種"を分け与え『民こそ国の宝』を信念に
現場第一で物事を進展させた事にも鷹山の権力に躍らされない信念、広い考えで物事をみる正視眼を感じた。
だからこそ、財政復活だけではなく、灰のように沈んでいた民の心も豊かさせ、生きる希望を与える事が出来たのだと思う。
現代にも出現してほしい名君。
(こんなにも感動する人物史があるのか!!宝物に出会った!)と思えるほど感動した一書。
騙されたと思って手にとって読んでみてください!後悔はしないと思います。