釣りバカと、個人的には昔1242KHzのラジオで何か話していた、
そんなイメージが兎角先行していた
西田敏行氏でしたが、
曲を聴いてみるとこれが驚き。落ち着いた、なかなかいい声です。
曲について云えば、「もしもピアノが弾けたなら」を筆頭に、
切なかったり、優しい感じの曲が盤を占めてます。歌の歌詞と
氏の声質がうまくかみ合っている、聴いてみてそう感じました。
巧く云えませんが、恋愛に係る歌でありながら嫌味が無い感じです。
2011年12月31日の
紅白で初めて聴きました。
西田さんはこう歌った・・・
あの街に生まれて幸せと思ってる。
美しい自然の中、穏やかに生きる人々。
あの街に生まれて良かったと言わせてくれ。
大切なものは何か教えられた故郷よ。
作詞の秋元康もすごいが、
西田さんの情熱こもった歌唱に涙、涙。
福島生まれの西田さんが歌ったこの唄は絶品。
昨年の
紅白で一番泣かせてくれた唄。
福島を色眼鏡でみる輩に故郷の素晴らしさを歌って聴かせた
西田さん。福島頑張れ!東北頑張れ!
タイトルが・・とても入り辛い感じで、しかし見てしまいました、次々と犠牲者が運び込まれてきます、当初 役人であるはずの
スタッフも死体ということで・・・・気持ちが悪い・・・汚いもの・・・・触りたくない・・・自分は職員だけど関わりたくない・・汚くて恐い・・・・・
しかしボランティアで無償にもかかわらず・・・懸命に遺体に声をかける主人公が周りの無関心を装う傍観者たちの心をほぐしていきます、
見ていて・・・涙が止め処も無く流れました、淡々と同じくただ遺体が来る日も来る日も運び込まれてくる中で・・・傍観者達が少しづつ気付いてくるのです・・・・・この人たちは、この運び込まれてくる方たちは・・・死体ではなく決して汚いものではなく・・ご遺体であることに・・・・そしてその方の尊厳も大切に・・・・・
当方はつい先日、最愛の妻を亡くし途方にくれていました、その葬儀の際に感じたこと! まわりの方たちにとっては妻は死体であること、しかし僕にとってはこのままずっと家の中に置いておきたいくらいのかけがえの無い妻!・・・・・大切に扱ってください・・・僕の命でした、
横たわっている妻は決して汚くありません、むしろ化粧もしてみたら・・・こんなに綺麗でしょう・・・・私を今日まで育ててくれ、ある日は褒めてくれ慰めてくれた大切な宝物のような妻なのです、だからだから僕の宝物を汚いなんて思わないで・・・
この映画は人の心の中を映し出し今や日本人の本来持っていたはずの優しさを呼び覚ます映画だと思いました、出会えて救われたような気がします、ありがとうございました。