氏賀先生の作品は、前のPNの時の
ゲームギャグ漫画しか知らなかったのですが
あの頃と比べると上達してるなあと思いつつ
面影も残していると感じました。
で、内容ですが、デス
パンダが殺戮しまくっているのを
主人公が退治しようとするも、何故か殺されず、
逆に助けられる側の人間に瀕死にされて、
さらにデス
パンダに・・・・!って感じなんですが
何だか、オチが人類滅亡への伏線的なモノに思えて怖いなあと思いました。
コンクリート殺人についての作品は、本作も含め、くだらない道徳論を振り回して酷評するバカがいますが、
史実を作品化し、世に当だけでも、つまらん三文小説・映画よりもずっと思想的果実となることを肝に銘じたい。
本作もそういう観点から言えば、残忍さの再現が考えられる限界まで扱った点で価値が見いだせる。
事実は更に悲惨であったはずだが、本作はすでに指摘されている通り、一般上映を拒まれ、
渋谷の小映画館で数回限定で
上映された。道徳論を振りかざすバカどものために事実が隠ぺいされる瀬戸際であった。
本作に限らず、現実を直視するところからでしか社会的問題の解決はあり得ないのだという中学生でもわかる道理をわきまえてほしいものです
GO-ZEN及び、引き合いに出されているJIG-AIのアートワークも全て、氏賀Y太さんの物です。あと、
テキサスのBASKET OF DEATHも確かそうです。この系列ってか、AKIBAGOREなんて呼び名そうそう聞きませんが、もし、その手の音を引き合いに出すのであれば、寧ろ日本のHEAVY METAL KNEESOCKSの方がピンときます。
ただ、ゴアグラインドとしての音は、最高でAKIBA云云を期待しなければ全然いける。値段も手頃だしね。
ってか、こいつらの場合は唯唯ジャケが一人歩きしているような気がしないでもないです。
CARCASSは普通、BASKET OF DEATHは巫山戯過ぎって人にオススメの激走グラインド。21曲入りの地獄絵図!
正直、氏賀Y太の漫画は見た事はあるけど、スプラッター色が激しく、勃つどこか萎む一方ですが、こういうアートワークのセンスは素直に評価したいです。