商品の靴はとっても軽いしラク!! ただ少し靴ひもが長いかも・・・? だけど大満足の品!!!
ヘンリー・ジェイムズ作品の中でも個人的に一番好きです。 特にこの下巻では執拗な心理描写が精彩を放っていると思います。
ストーリーは主に女二人と男一人の話。 あるカップル(「打算的な女」と貧乏な男)のもとに、天涯孤独な金持ちの女が現れる。 その金持ちの女は貧乏な男に好意をいだいているようである。そこで二人はある計画を… 金持ちの女の美しさを執拗に描写するジェイムズの筆捌きが素晴らしい。 しかしながら「打算的な女」にも同情できてしまい複雑な心境を味わう事ができます。 翻訳の質は、ジェイムズの特徴的な英文を再現することの困難さを考えると そんなに悪くないかなと思います。 しかしながら文体が重要な作家なので翻訳者の感覚がしっくりこない人は 楽しめないかもしれません。
イアン・ソフトリーによって映画化もされています。 その映画も比較的評判が良かったようですが だけど、やはりヘンリー・ジェイムズの良さは小説でないと…
恋人同士の男女と、その男に思いを寄せる、死期を悟った女。 女は、男を横取りし、限りある生の間にその恋を全うすることも可能だった。 若さも美しさも財力もあった。 だが、彼女は、見守ったまま死ぬ。 二人が自分の財産目当てに繰り広げた、恋の狂言を全て許して。 ミリーには、死の匂いが漂う。 色本を見て笑い転げるような、生への渇望を持ちながら、あきらめも持つ。 彼女は二人を憎まない。彼には遺産を譲る遺言を遺す。 その遺言が、恋人同士を決定的に割いたのだ。 男には、ヴェネツィアは、ミリーの面影そのもの。 黄金色の石畳を歩き、はしゃいだ、「生」の象徴であるミリー。 女には、ヴェネツィアは、暗闇の街。 恋人をミリーにけしかけながら、嫉妬にもだえ苦しんだ夜の闇。 ラスト、黄金色の、暖かな光のヴェネツィアに迎えられる男。 ミリーの思い出とともに、再生する予感。 そして女は、あの暗く寒いベッドの上に、一人うち捨てられたまま。 彼女の涙は、ミリーに対する悔やみではなく、恋人に去られた絶望である。
もともとビオレを使っていたのですが、切らしたのでこちらを購入。 泡もふわふわで香りもとてもいいです。買ってよかったです。
見た目、お値段、機能性の三拍子揃った優れものです。 和室で使っていますが、ゴムなので畳を傷つけないのも 嬉しいです。 遊びに来た友人も気に入り、早速注文したようです。
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